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2018年2月9日のブックマーク (10件)

  • 上腹部手術:術前理学療法1回で術後呼吸器合併症半減

    単回術前の理学療法は上腹部手術後術後呼吸器合併症: postoperative pulmonary complications (PPCs)減少効果 上腹部手術後の呼吸器系合併症の発生頻度は10〜50%で、死亡率とも関連。術前に患者教育、トレーニングの機会を与えることで、PPC頻度減少できるか? Lung Infection Prevention Post Surgery Major Abdominal with Pre-Operative Physiotherapy (LIPPSMAck-POP) による仮説:術前教育、呼吸運動訓練によるPPCs抑制効果 Preoperative physiotherapy for the prevention of respiratory complications after upper abdominal surgery: pragmatic, d

  • かぜウィルスもインフルエンザウィルスも、加湿すれば関連リスク減少するというものではない

    雑感になるのだが、世の中、加湿器を感染予防のため使ってる人が多いようで、医療機関にも押し売りされているようで、誇らしげな記載も目立つ。 加湿器の中途半端な管理でレジオネラを振りまく状況になったとしたら・・・何のための加湿器なのだろう? 加湿器の「レジオネラ菌」に注意 高齢者施設で集団感染、死者も 厚労省、適切な手入れ呼び掛け https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180201-00010001-nishinpc-soci 以下、加湿というか、湿度、温度と感染に関する2つの報告を提示してみる。 ライノウィルスは、湿度・温度の複合的な変化により影響を受けること インフルエンザは、温度にて、湿度と伝播性の影響複雑に変わること 横断研究だが、温度・湿度単独要素というより、その組み合わせの変化量が、かぜウィルス感染には重要 A Decrease in Temper

    かぜウィルスもインフルエンザウィルスも、加湿すれば関連リスク減少するというものではない
  • 2型糖尿病:メトホルミンに追加する経口血糖薬剤は?

    ► 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ► 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05 (2) ► 2月 06 (5) ► 2月 07 (4) ► 2月 08 (8) ► 2月 09 (6) ► 2月 10 (8) ► 2月 11 (3) ► 2月 12 (1) ► 2月 13 (7) ► 2月 14 (8) ► 2月 15 (7) ► 2月 16 (11) ►

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  • 非スタチン投与高齢者;コレステロール低値で非心血管疾患死亡率高く

    ► 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ► 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05 (2) ► 2月 06 (5) ► 2月 07 (4) ► 2月 08 (8) ► 2月 09 (6) ► 2月 10 (8) ► 2月 11 (3) ► 2月 12 (1) ► 2月 13 (7) ► 2月 14 (8) ► 2月 15 (7) ► 2月 16 (11) ►

    非スタチン投与高齢者;コレステロール低値で非心血管疾患死亡率高く
  • INTENSIVIST特集「PICS」発刊 | EARLの医学ノート

    ■今回は宣伝です.INTENSIVIST最新号「PICS」が発刊となりました.私は2014年末頃からPICSについて興味を持ちはじめ,2015年の学会主催の敗血症セミナーin大阪でPICSについてショートレクチャーで講演させていただきましたが,当時はまだ概念が全然浸透しておらず,集中治療医学会でもシンポジウムや教育講演でPICSを見かけることはほとんどありませんでした.それが気が付けば日版敗血症診療ガイドライン2016の一項目となり,学会,さらには地方の研究会レベルでもPICSの演題が増えてきました(ただし,残念ながら日から原著論文はまだほぼ出ていません).JSEPTICセミナーに参加した時はアンケートの「今後取り上げてほしいトピックス」で私は毎回PICSと書き続けてきたので,実際にこうしてINTENSIVIST誌で特集が組まれ,自分も執筆陣の一員となれたことは非常に感慨深いものがあり

    INTENSIVIST特集「PICS」発刊 | EARLの医学ノート
  • 【RCT】ICUでの抗菌薬ローテーション(サイクリング)に薬剤耐性に対する有効性認めず | EARLの医学ノート

    ■薬剤耐性菌対策の手法として,抗菌薬ローテーションが提唱されています.その手法としてサイクリング療法とミキシング療法があります.サイクリング療法では,一つの施設(あるいは病棟単位)で使用する抗菌薬を一定期間ごとに他のクラスに変更し,ミキシング療法では同一患者において異なる種類のクラスの抗菌薬を同時に使用する方法です.ちなみに,いずれも違うクラスを用いるという意味であり,(たまに見かける勘違いですが)カルバペネムローテーションのような同一クラス内での変更ではありません. ■サイクリング戦略は,Brownらのシステマティックレビュー(J Antimicrob Chemother 2005; 55: 6-9)において有効性を証明することはできないと結論づけており,IDSA/SHEAによるAntibiotic Stewardship Programガイドライン(Clin Infect Dis 20

    【RCT】ICUでの抗菌薬ローテーション(サイクリング)に薬剤耐性に対する有効性認めず | EARLの医学ノート
  • 楽園はこちら側

    海外事情」に寄稿した文章です。許可を得てこちらに転載します(初稿)。書いたのは昨年12月なのでデータはやや古くなりましたが、「総括」なので、内容は特に問題ないと思います。御覧ください。 緒言 日の新型コロナ対策を「総括」、すなわち総合的なパースペクティブからまとめようとしたものが過去に2つ存在する。一つは、書籍になった「新型コロナ対応/民間臨時調査会 調査・検証報告書」[1]であり、もう一つは、政府が招聘した新型コロナウイルス感染対応に関する有識者会議が出した「新型コロナウイルス感染症へのこれまでの取組を踏まえた次の感染症危機に向けた中長期的な課題について」[2]である。 しかし、前者はどちらかというと「証言集」に近く、やや厳しい言い方をすれば、「個人の感想」集であり、属人的なものだった。データ解析、ファクトの解析には乏しかった。後者については政府に依頼されて役人が突貫工事でまとめたも

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  • 楽園はこちら側

    海外事情」に寄稿した文章です。許可を得てこちらに転載します(初稿)。書いたのは昨年12月なのでデータはやや古くなりましたが、「総括」なので、内容は特に問題ないと思います。御覧ください。 緒言 日の新型コロナ対策を「総括」、すなわち総合的なパースペクティブからまとめようとしたものが過去に2つ存在する。一つは、書籍になった「新型コロナ対応/民間臨時調査会 調査・検証報告書」[1]であり、もう一つは、政府が招聘した新型コロナウイルス感染対応に関する有識者会議が出した「新型コロナウイルス感染症へのこれまでの取組を踏まえた次の感染症危機に向けた中長期的な課題について」[2]である。 しかし、前者はどちらかというと「証言集」に近く、やや厳しい言い方をすれば、「個人の感想」集であり、属人的なものだった。データ解析、ファクトの解析には乏しかった。後者については政府に依頼されて役人が突貫工事でまとめたも

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  • 指定医ハンター

    「ずるむけ」とか「もっこり」ということばを研究会で聞くことがある。フフッってなる。 この胃カメラの所見を説明するのにそのことば必要かよ、って思う。 もっと厳密なことばをきちんと使って欲しい。医者なんだからさ。 「ずるむけ」じゃなくて、 「粘膜下層を主座として発育した病変が、粘膜筋板を下から押し上げて粘膜下腫瘍様の隆起を形成すると共に、隆起表層の粘膜がびらんに陥って剥離し、粘膜下層の構造が表面に隆起しながら露出した状態」 ってちゃんと言えよ……って思う。 思うけれど……ううむ……「ずるむけ」って、便利なことばだなあ。ニュアンスはほぼ完璧なんだよなあ。 「もっこり」じゃなくて、 「粘膜内に何か、腫瘍細胞でも非腫瘍細胞でも炎症細胞でも構わないが何かが増生/増殖し、粘膜の丈が厚くなって隆起を来たした状態で、比較的立ち上がりが明瞭なことから限局性の変化であることが推測されるとともに、隆起部表層の粘膜

  • 塩分制限で心臓病予防はできますか? - 地域医療日誌

    2011年の記事 塩分制限で心血管疾患死亡は減るのか? - 地域医療日誌 by COMET の更新記事です。 2011年時点では予防効果なし メタ分析(Adler, 2014年) *1 高血圧患者では心血管死亡が33%少ない傾向 厨房での塩分制限でやっと差が出た 2011年時点では予防効果なし 過去記事では、塩分制限の効果を検討した、2011年7月発表の論文(コクランのメタ分析)の結果を紹介しています。 塩分制限で血圧が下がるということは明らかになっていますが、果たして、それによって長期的に心血管疾患が減るのかどうかについては結論が出ていませんでした。 今回のメタ分析でも、塩分制限についてはまだ研究数が少なく十分な確証が得られているわけではありません。しかし、少なくとも、塩分制限で総死亡や心血管疾患死亡が減っているという証拠はまだ得られていないのです。 塩分制限で心血管疾患死亡は減るのか?

    塩分制限で心臓病予防はできますか? - 地域医療日誌