株式会社バンダイナムコゲームス、財団法人ニューテクノロジー振興財団、株式会社ナムコ、早稲田大学こどもメディア研究所の4法人は、ビデオゲームの効能を科学的に立証する「ゲームの処方箋プロジェクト」のシンポジウムを秋葉原UDXビルで開催した。 「ゲームの処方箋」プロジェクトとは、2005年度に株式会社ナムコ50周年記念事業の一環として立ち上げられた。科学的かつ中立的な視点とアプローチによって、ビデオゲームの影響や特性などを評価し、最適な活用方法(≒処方)に関する知見を取得・活用する取り組みのこと。プロジェクトは人間工学や小児科学、認知科学分野の研究者が参画し、成果の多様化を図った。 シンポジウムは二部構成で、第一部はプロジェクト参加者が研究テーマ別とその成果を発表した。 【テーマ1・心理的効果を中心としたゲームソフトの効能の調査】 早稲田大学大学院国際情報通信研究科助教授で、「ゲームの処