タグ

ブックマーク / benli.cocolog-nifty.com (2)

  • benli: BSAによる「違法コピー率」の算定方法

    今年報告された「第4回 BSA&IDC 世界ソフトウェア 違法コピー調査」では、「違法コピー率」の算出方法について、従前の報告書よりは詳細な記述がなされています。 これによれば、 当該年度中に使用が開始されたパッケージソフトウェア数を算出 当該年度中に販売された、ないし合法的に取得されたパッケージソフトウェア数を算出 1の数字から2の数字を引いて、違法コピーソフトウェア数を算出 違法コピーソフトウェア数が明らかになれば、インストールされている違法コピーソフトウェアの全体に占める割合である違法コピー率を算定することができます。 とされています(同報告書12頁)。 すなわち、BSAが考える「違法コピー」には、現在多くのパッケージソフトにおいてメーカー自身も認めている「同時に稼働させない限度での複数台コンピュータへのインストール」はもちろん、「パソコンの買い換え等における旧パソコンで使用していた

    dragonet
    dragonet 2007/07/05
    数字に惑わされるな。数字の根拠を正確に把握していないと騙されるというお話。
  • benli: 著作権の保護期間延長の既存著作物への遡及適用における不公正性の緩和に関する一提案

    映画の著作物以外の著作物についても、著作権の保護期間を50年から70年へと延長することを求めることで、関係団体が一致したというニュースが流れています。 著作権の保護期間の延長は、既に創作されている著作物について遡及的に適用される場合には、「既得権の擁護」以上の意味を持ちません(「新たな創作活動の障害」などのマイナスの意味ならもつのですが。)。なにしろ、創作のインセンティブは過去に遡ることはありませんから。したがって、「既得権益を打破して活力のある社会を作ろう」みたいなことを言っている新自由主義者が既存の著作物にも遡及する形での著作権の保護期間の延長論に賛意を示していたら、その人の「既得権益を打破しよう」的な態度はいわゆる「似非」だと言ってしまって差し支えないでしょう。 また、著作権の保護期間の延長による利益が専ら現在の著作権者に帰属するというのはあまり公正ではありません。短かった保護期間を

  • 1