今年報告された「第4回 BSA&IDC 世界ソフトウェア 違法コピー調査」では、「違法コピー率」の算出方法について、従前の報告書よりは詳細な記述がなされています。 これによれば、 当該年度中に使用が開始されたパッケージソフトウェア数を算出 当該年度中に販売された、ないし合法的に取得されたパッケージソフトウェア数を算出 1の数字から2の数字を引いて、違法コピーソフトウェア数を算出 違法コピーソフトウェア数が明らかになれば、インストールされている違法コピーソフトウェアの全体に占める割合である違法コピー率を算定することができます。 とされています(同報告書12頁)。 すなわち、BSAが考える「違法コピー」には、現在多くのパッケージソフトにおいてメーカー自身も認めている「同時に稼働させない限度での複数台コンピュータへのインストール」はもちろん、「パソコンの買い換え等における旧パソコンで使用していた