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ブックマーク / blog.tokuriki.com (7)

  • [徳力] イノベーションのジレンマ (クレイトン・クリステンセン)

    イノベーションのジレンマは、今更紹介するまでも無いクレイトン・クリステンセンの名著です。 最近、イノベーション勉強会を開催するようになったこともあり、改めて読んでみました。 「顧客の意見に熱心に耳を傾け、新技術への投資を積極的に行い、常に高品質の製品やサービスを提供している業界トップの優良企業。ところが、その優れた経営のために失敗を招き、トップの地位を失ってしまう」 当時、トップ企業が落ちぶれるのは大企業病のせいだと思っていた自分にとって、この視点は非常に刺激的なものでした。 始めてこのを読んだときは、まだNTTでIR担当をやっている頃だったのですが、今改めて読むと、自分が分かったような気分になっていたもののちゃんと身についていなかったことを思い知らされます。 特についつい忘れがちなのが「存在しない市場は分析できない」という点。 なんだかんだと昔の癖で、何かを始めるときにリサーチから入っ

    [徳力] イノベーションのジレンマ (クレイトン・クリステンセン)
  • 人気ブロガーの転職率は50%?

    [N] ありがとう日橋を読んで。 ネタフルのコグレさんが8月に退職されたようです。 5月末に退職された小鳥さんといい、7月に退職された平田さんといい、なんだか最近有名ブロガーの転職が多い気がするのは私だけでしょうか。 以前、四家さんが「アルファブロガーは荒野を目指すのか」という記事で、「やっぱり外部に評価されると、内部とのギャップか人を外に引っ張るんだよな」と書いていたのを思い出します。 そこで、今更ながら人気ブロガーの転職率がどれぐらいなのか気になったので、feed meterの人気ランキングのデータを使って調べてみました。 個人で調べないと意味が無いので、50位までのブログからニュースサイトや芸能人ブログ系をまず除いてみます。そうすると、残った個人投稿のいわゆるブログが25個。 その内訳は以下の通り。 【feed meterトップ50サイトの内訳】 ■ニュースサイト等 25件 ■個人

    人気ブロガーの転職率は50%?
  • [徳力] Google TalkとSkypeの連携はどれぐらいインパクトがあるのか

    熾烈化する広告パートナー獲得競争–イーベイがグーグルと提携を発表 – CNET Japanを読んで。 ちょっと前の記事になりますが、GoogleとeBayがオークション広告やメッセンジャーの分野で提携するという記事がありました。 日ではeBayの認知度が低いせいか、それほど大きな話題にはなっていないようですが、個人的には結構驚きのニュースでした。 なにしろeBayはアメリカではYahooと広告で連携してます。そのときのCNETの記事のタイトルが「グーグルの勢いを止められるか–ヤフーとイーベイが提携へ」。 先日は、eBayの主力サービスであるPaypal対抗となるGoogle CheckoutをeBayのサイト内での利用を禁止したりというニュースも合って、私もてっきりeBayは反GoogleYahooとの関係を深めていくのかと思っていたのですが、米国以外の国ではGoogleとの提携の道を

    [徳力] Google TalkとSkypeの連携はどれぐらいインパクトがあるのか
  • [徳力] 利用者を集めるのが先か、ビジネスモデルを決めるのが先か

    ついにミクシィが9月14日に東証マザーズ上場 – CNET Japanを読んで。 すっかり古いニュースになってしまいましたが、いよいよ株式会社mixiが上場するようですね。 雑種路線で行こうで「KDDIがGree株の数%を4億円弱で引き受け,そうかGreeで時価総額100億に迫るなら,会員数で一桁多いmixiは時価総額1000億円を余裕で超えるかな」なんて話が出ていますが、実に興味深いところです。 何と言っても、「2006年3月期の業績は、売上高が18億9300万円、経常利益が9億1200万円、純利益が5億7600万円」と利益率が非常に高い決算数値が明らかになっていますから、相当株価もつりあがりそうな印象があります。 ちなみに個人的には、そんな中振り返って懐かしい気持ちになったのがITmediaのこちらの記事。 ・ソーシャルネット「mixi」、儲からなくても続ける理由 笠原さんが自腹でリス

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  • [徳力] 「2006年の最もクールな50のサイト」に次の起業ネタがあるかも

    ITmedia News:2006年の「最もクールなWebサイト」は?を読んで ITmediaにTime誌の「2006年の最もクールな50のサイト(Time Magazine:50 Coolest Websites)」の紹介記事が掲載されていました。 当然のように今年大注目のYouTube、DiggやMyspaceが含まれているのですが、それ以外のサイトをほとんど知らなかったので調べてみました。 全部が全部YouTubeのようなメガヒットサービスというわけではなく、個人ブログからソフトウェアまで幅広く審査対象になっていたようです。 読者からの推薦なども参考にしたようですが、基はTime誌の独断での選抜のようですね。 各サービスへのリンクと概要はこんな感じ。 ■エンターテイメント&アート Pandora :インターネットラジオサービス The 9 :Yahoo!TVの提供するビデオブログサ

    [徳力] 「2006年の最もクールな50のサイト」に次の起業ネタがあるかも
  • [徳力] ブログがジャーナリズムを変える (湯川 鶴章)

    「ブログがジャーナリズムを変える」は、「ネットは新聞を殺すのか」という刺激的なタイトルで有名な、時事通信の湯川さんの新作です。 光栄にもデジタルジャーナリズム研究会で、献をいただきましたので読んでみました。 ブログと既存メディアの関係というのは、個人的にも非常に興味がある分野です。 個人的にはブログのようなCGMは既存メディアを破壊するものではなく補完するものだと考えていますが、その過程で発生している変化が既存メディアのビジネスモデルを壊し始めているのは事実。 その現実を直視し、警鐘を鳴らし続けてきた湯川さんの未来予測には賛同できるところが多々あります。 特に印象に残ったのは情報ハブという視点。 デイブ・ワイナーの発言の引用で「読者を巻き込んだ新しいタイプのジャーナリズム」というのがありますが、これまでの記者と読者という対立した区別ではなく、記者も読者も同じサイドに巻き込み、エディターが

    [徳力] ブログがジャーナリズムを変える (湯川 鶴章)
  • [徳力] 次は「クラウドソーシング」という言葉が注目のようです

    「クラウドソーシング」を体現するMycroft – CNET Japanを読んで。 CNETにMycroftというサービスの記事が掲載されていました。 「Mycroft」というサービス自体は、「ネットワークでつながった数多くの人々の力を借りて、データ処理やキーワードの付加といった比較的簡単な仕事をいっきに片づけてしまおう」というサービスのようなのですが、気になったのはタイトルに使われていたクラウドソーシングという言葉。 「群衆にアウトソースするからクラウドソーシング」ということだそうです。 実は、クラウドソーシングという言葉を始めて聞いたのですが、今年の6月にWiredで提唱された言葉のようで、すでにいくつかの記事にもまとまっていました。(ちょうど、今日梅田さんのブログでも紹介されていました。) ・思いつきだけでも発明長者に – クラウドソーシングによるソフト開発 ・みんなの力を借りて何か

    [徳力] 次は「クラウドソーシング」という言葉が注目のようです
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