乱気流に巻き込まれ、緊急着陸したタイ・バンコクのスワンナプーム国際空港に駐機するシンガポール航空SQ321便(2024年5月22日撮影)。(c) Lillian SUWANRUMPHA / AFP 【5月24日 AFP】シンガポール航空(Singapore Airlines)の旅客機(乗客211人、乗員18人)がミャンマー上空で乱気流に巻き込まれた事故で、負傷者が搬送されたタイ・バンコクの病院長は23日、脳と頭蓋骨の損傷で6人、脊椎損傷で22人、骨や筋肉などの損傷で13人が治療を受けていると明らかにした。 英ロンドン発シンガポール行きのSQ321便は21日、高高度で乱気流に遭い、急上昇と急降下を数回繰り返した後、バンコクのスワンナプーム国際空港(Suvarnabhumi International Airport)に緊急着陸した。 乗客らは機天井などにたたきつけられるなどして、73歳の英国