NATO、慎重姿勢崩さず ウクライナ加盟申請で 2022年10月02日07時01分 30日、ブリュッセルで記者会見する北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長(AFP時事) 【ブリュッセル時事】ロシアがウクライナ東・南部4州の併合を強行したことを受け、ゼレンスキー大統領は北大西洋条約機構(NATO)への加盟申請を表明した。これに対し、NATOは「(加盟への)門戸は開かれている」との原則論に徹し、慎重姿勢を崩していない。ウクライナの求める早期加盟は、今のところ見通せそうにない。 ロシアの「併合宣言」に一斉反発 ウクライナNATO加盟申請―プーチン氏「あらゆる兵器使う」 「自らの道を選択する権利を尊重する」。NATOのストルテンベルグ事務総長は9月30日、ウクライナの加盟申請をこう評価した。一方で「重点的に取り組むべきことは、ウクライナに対する即時の支援提供だ」と強調、早期加盟の