写真ACより 卒業シーズンはテレビ業界もお別れの時期。番組改編に合わせて、今年も多くの番組がその歴史に幕を下ろすが、今春の特徴は、家族そろって安心して見られるような番組が相次いで終わりを迎えることだ。 タモリが神出鬼没に全国各地に出かける『ブラタモリ』(NHK)は、レギュラー化から15年目で終わり、各界の著名人が講義を行う『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)は放送20年目で、ミスタリーハンターが世界を巡る『世界・ふしぎ発見!』(TBS系)は38年目で終了。各局を代表する長寿番組が、まもなく最終回を迎える。 「『世界一受けたい授業』は、PTAが選ぶ『親が子に見せたい番組』で、2006年から6年連続で1位を獲得。楽しく学べる番組として定評がありましたが、近年視聴率は低落傾向にあり、20年目の節目が打ち切りのタイミングになりました。30年以上も続いた『ふしぎ発見』も視聴率は下がり気味でしたが、