ドイツの労働環境は物凄く恵まれているけど、日本がこれに合わせようと思ったら、政府による改善よりも、一般市民の諦めが重要だと思う… アマゾンが翌日に来る事を諦める。クレームの電話を入れたら切られる事を諦める。深夜にコンビニに行く事を諦める。正月の三が日にセールに行く事を諦める……
介護の現場で深刻となっている人手不足を解消しようと、厚生労働省は、育児などでいったん職場を離れた介護職員が施設などに再就職する際、準備金を貸し付け、2年間働けば返済を免除する新たな制度を設けることになりました。 介護の現場で深刻な人手不足が続くなか、厚生労働省は、1年以上介護の仕事をした経験がある人が施設などに再就職する際、準備金として20万円を貸し付け、2年間継続して勤務すれば返済を免除する、新たな制度を設けることになりました。 このほか、介護福祉士の資格の取得を目指す学生に学費などを貸し付け、5年間介護の現場で働けば返済を免除する制度も拡充するとしています。 厚生労働省は、こうした介護人材の確保策とともに施設などの整備を進めて、家族の介護のために仕事をやめる人をなくす「介護離職ゼロ」を実現させたいとしています。
外国人の技能実習制度で「失踪」が相次ぐのは、賃金の未払いなど労働者の権利が往々にして守られない「ブラック」な環境が一因となっている。だが実習生は日本人が避ける仕事を担う、労働力でもある。政府は人口減をにらみ、法改正して受け入れを拡大する方針だ。 この秋、ベトナム・ハノイにある大学で、日本の介護現場で働こうとするベトナム人女性60人が、日本語を学んだ。初夏から、連日8時間。彼女たちは5月、日本の介護施設経営者の面接試験をくぐり抜けた、介護スタッフの卵だ。 彼女たちの多くは、外国人技能実習生として来日することになる。日本政府は、今年の成長戦略で、来年度にも実習生が介護現場で働けるようにする方針を盛り込んでいる。 女性たちと経営者を引き合わせたのは、長野県内で介護事業を手がける甘利庸子さんだ。「海外に頼らないと、人手不足で閉鎖する介護施設がたくさん出る」と直感。2014年、「海外介護士育成協議会
子どもと貧困 シングルマザー編 白飯、サラダ油、しょうゆ。 2年前に生活保護を受けるまで、長野県に住む女性(30)の食卓に、しょっちゅう並んだ献立だ。ざっくり混ぜて食べると、油のコクで空腹が満たされる気がした。最初はツナ缶の残りの油をかけていたが、缶詰は買えなくなった。長女(9)と次女(8)は「おいしいよ」と食べた。 おなかをすかせた2人は当時、女性に隠れてティッシュペーパーを口にした。次女は塩をふってかみしめた。「ティッシュって甘いのもあるんだよ」。後になって長女が教えてくれた。いい香りのするもらい物のティッシュは、かむと一瞬甘いという。 そんな困窮状態になっても、周囲に「助けて」とは言い出せなかった。 2010年、夫の暴力に耐えきれず家を出た。派遣社員として工場で働き、月収は多くて15万円ほど。だが、うつ状態で休みがちになった。収入は落ち込み、光熱費を滞納し始めた。 夫から「役立たず」
大阪市長を退任した橋下徹氏と安倍晋三首相が19日、東京都内で会談する。国政政党「おおさか維新の会」の前代表でもある橋下氏は憲法改正に意欲を示しており、今後の連携が話題となる可能性もある。退任直後の会談は、「政界引退」を宣言した橋下氏に対する政界の復帰待望論や警戒感に拍車をかけそうだ。 会談は6月以来で、おおさか維新の新代表の松井一郎大阪府知事と、菅義偉官房長官も同席する予定だ。 橋下氏は「統治機構を一から設計し直すのは政治家の役割」と改憲に意欲を示し、松井氏も「(改正の発議に必要な衆参の)3分の2のグループに我々も入る」と自民党との連携を視野に入れる。一方、菅氏も周囲に「首相も私も橋下氏の改革や捨て身の姿勢を評価している」と語る。会談は橋下氏「引退」後も、政権との“蜜月”が続くと確認する機会になりそうだ。
政府は2016年度の公立小中学校の教職員定数について、15年度よりも3470人超減らす方針を固めた。少子化に伴って自然に減る3100人に加え、370人超を削減する。自然減を上回る削減幅としては過去最大となる。 教職員定数は、主に子どもの数に応じたクラス数によって決まる。現在は1クラス当たり1・8人の教職員を置いており、15年度は子ども969万人、38万7千クラスで、教職員定数は約69万4千人だった。少子化でクラス数は減り、16年度の定数は自然減だけで3100人減る計算だ。その自然減を上回る削減は3年連続となる。自然減を上回る削減は14年度が10人、15年度が100人だった。 文部科学省はいじめや不登校への対応などを理由に3040人を補充し、60人減とするよう要求していたが、財務省は財政難を理由に大幅減を主張していた。 21日の財務、文科両省の大臣折衝で正式に決める。16年度の教職員定数は約
愛知県内のベテラン社会保険労務士の男性が「社員をうつ病に罹患(りかん)させる方法」と題した文章をブログに載せ、県社労士会が問題視して今月に調査を始めた。職場での取り組みに逆行するような発信はネットでも批判され、厚生労働省愛知労働局も事態を重く見て調べる方針だ。 問題の文章が載ったのは11月下旬。「すご腕社労士の首切りブログ モンスター社員解雇のノウハウをご紹介!!」と題した連載の40回目で、上司に逆らったり遅刻したりする社員を「うつ病にして会社から追放したいのだが」という質問に答える形だった。 ブログでは、「失敗や他人へ迷惑をかけたと思っていること」などを社員に繰り返しノートに書かせるよう勧めた。「うつ状態は後悔の量が多いほど発症しやすい」とし、社員が自殺した場合の助言もあった。 ネットでは「あまりにひどい」などの批判が起きた。「ふざけるな!」といったメールを数件受けた男性社労士は「怖くな
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