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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (39)

  • 日本の住宅ローンは世界から見れば変則です:日経ビジネスオンライン

    (前回から読む) 前回の記事「日の今の住宅は、80年前の米国に及ばない」では、私が想像していた以上に反響があり、正直驚きました。コメントをお寄せいただいたおかげで、日経ビジネス オンライン読者の関心分野を少しは理解できたかと思いますので、今後もできるだけ、皆さんの疑問に答えるような形で、コラムをお届けしていきたいと思っています。 さて今回は、前回の最後で触れた「住宅ローンの日米の差異」について話を進めてまいります。 日の新築住宅の多くは、購入した途端に、その価格価値が1割も2割も下がってしまいます。生涯賃金の数割もの巨額の長期ローンを組んで思い切って購入したのに、なぜそんなことになるのか、納得いかない方も多いはずです。これは、日住宅ローン住宅価格の決め方が、世界から見れば特異で変則的な仕組みとなっている点が大きく影響しています。 長期の住宅ローン誕生は世界大恐慌の後 そもそも、「

    日本の住宅ローンは世界から見れば変則です:日経ビジネスオンライン
  • 2009年混沌の先 バブルはひらめき、脳科学で読み解く経済危機:日経ビジネスオンライン

    2009年は、米国発住宅バブル崩壊の後始末に、いやが上にも追われる年となる。そもそも人類はこれまで何度もバブル崩壊の痛手を被っているのに、その過ちを繰り返すのか。 そこには人間の行動をつかさどるうえで核となる脳そのものが欲望しているからかもしれない。脳科学者の茂木健一郎氏は、脳の立場から見たバブルは「ひらめき」と話す。 脳科学からバブルをとらえ直し、「底」と言われる現状を少しでも前向きに生き抜くヒントを探るため、茂木氏に話を聞いた。 茂木健一郎(もぎ・けんいちろう)氏 脳科学者。1962年東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。理化学研究所、英ケンブリッジ大学を経て現在は、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授(脳科学、認知科学)、東京芸術大学非常勤講師(美術解剖学)など務める。主な著書

    2009年混沌の先 バブルはひらめき、脳科学で読み解く経済危機:日経ビジネスオンライン
    drt256
    drt256 2009/01/07
    ひらめきの考察は興味深い
  • 「ハケン切り」の品格:日経ビジネスオンライン

    「派遣切り」という言葉が、いつの間にやらメディア頻出単語のトップに登り詰めている。 奇妙な言葉だ。 朝から何回も聞いていると、なんだかもやもやした気持ちになる。 「派遣を切ることのどこがいけないんだ?」 と、当方にそういう気持ちがあるからだろうか。 そうかもしれない。このもやもやは、「使用済みのペーパータオルを捨てたことを女房になじられた時の気分」に似ていなくもない。 「だってお前、ペーパータオルってのは、捨てるための紙だぞ」 「乾かせば使えるでしょ」 「乾かして使うくらいならはじめから布のタオルを使うんじゃないのか?」 「屁理屈言わないの」 いや、私は、派遣労働者が解雇されることを喜んでいるわけではない。彼らをペーパータオル視しているのでもない。 ただ、切られることがあらかじめわかっている者が切られつつある現今の状況に、しらじらしくもびっくりしてみせているテレビの中の人たちの口吻に、偽善

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  • 「テンション」と「モチベーション」、混同していませんか:日経ビジネスオンライン

    突然ですが、皆さんは「テンション」と「モチベーション」の違いを説明できますか。「テンション上げていこうぜ!」「あいつ、モチベーション低いなあ」…。いずれも、一般には「やる気」を指す言葉として使われています。でも実際はこの2つ、似て非なるものなのです。 今回は、この2つの違いの説明を通して、皆さんに「無限のやる気」を持つ重要性をお伝えしたいと思います。 それぞれを簡単に説明しましょう。テンションは、いわゆる「気合いを入れた」状態です。スポーツの試合前、「オレは勝てる!」と自分を鼓舞したり、会社の営業マンが「あと1件契約を取るぞ!」と心の中で叫んだりしますね。 そんな場面が、まさにテンションを上げている状態です。大きな声を出したり、激しく体を動かしたりして、目の前の課題に挑戦するために、瞬間的にグッと引き上げる「やる気」といえるでしょう。 それに対して、モチベーション。これは、どちらかというと

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  • 日本の今の住宅は、80年前の米国に及ばない:日経ビジネスオンライン

    「多くの人が家を手にできる米国の住宅システムは素晴らしい。日はもっと見習うべきである」。十数年にわたって住宅地の企画開発プランナーを務めてきた私は2001年までそう考えていました。 今の米国の住宅危機・金融危機を招いたのがサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)であることに異論はありません。米国の景気も、住宅価格が持ち直して建築着工戸数が増えていかないことには回復してこないでしょう。12月16日には、11月の住宅着工件数が過去最低を更新するという発表もあり、低迷がいつまで続くのか分からない状況です。 しかし、これまでの米国の住宅システムや住宅行政がすべて悪かったのかと言えば、私はそうは思いません。 住宅危機による落ち込みに歯止めかからず 今年10月、影響が少ないと言われていた米国東海岸の都市を見てきましたが、大都市からハイウエーを30分も郊外に走れば、分譲地内に立つ「for s

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  • 【10】視覚から受けるイメージで思考を切り替える方法:日経ビジネスオンライン

    前回は、「巨大ストレス」に見舞われた時の対処法として、「固まった視点を言葉を使って転換する方法」を紹介しました。 今回は2つ目の対処法「イメージによって気持ちを転換する方法」についてお話します。これは、「視覚から受けるイメージ」によって、気持ちをポジティブなものに切り替えるという方法です。 NLP(神経言語プログラミング)という心理学では、人間は情報を主に、「視覚」「聴覚」「体感覚」という3つの感覚から判断していると考えています。そして、この3つの感覚は人によってどれが強いかが異なっていて、ある情報を与えられた時に「視覚を優先的に使って処理する人」「聴覚を優先する人」「体感覚を優先する人」に分かれる、と分析しています。 現代の日人に圧倒的に多いのは、「視覚を優先する人」。現代の日人は、テレビなどの映像を見て育った「映像世代」です。よって、そのほとんどの人は視覚から大きな影響を受けている

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  • “しゃべりすぎ”の人には「バランストレーニング」:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ある高名な禅僧の講演を聞いたことがあります。まずはとても印象に残ったセリフから。 「多くの人が世界は平和であるべきだと言います。ですが、目の前の人と平和を作り出せない人は、いくら世界が平和だとしても、平和を感じることはできないでしょう」 「平和」は、「風通しのいい職場」に置き換えることができます。 「多くの人が職場は風通しのいい場所であるべきだと言います。ですが、目の前の人と風通しがよくない人は、いくら職場全体の風通しがいいとしても、風通しのよさを感じることはできないでしょう」 目の前の人との風通しをよくすることができる人は、職場全体がどうであれ、風通しのよさを常に感じることができます。みなさんの周りにも、環境に影響されず涼やかに振舞っている

    “しゃべりすぎ”の人には「バランストレーニング」:日経ビジネスオンライン
  • 【29】好感度アップ間違いなし!「共感」の質問テクとは?:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    「質問のテクニック」と言えば、相手の音を聞き出す、相手を狙い通りの方向に誘導する、など、情報収集や情報操作を目的に使用することが多い。 田原総一朗:「消費税、選挙前に上げるんですか?」 某経済閣僚:「前とか後というより、あくまでも経済情勢をしっかりと見極めて、ですね」 田原:「そんな曖昧なことを言うから与党の支持率が下がるんだ!」 田原さんは鋭い質問で相手に切り込み、揺さぶる。音を引き出すための武器として「質問の技」を繰り出している。 面接官:「今日は何時頃朝をとりました?」 受験生:「(「え? 志望動機とかじゃないの?」。想定外の質問にしどろもどろ)はい。えー、えー、まだべて(朝抜きはまずいよな)、いや6時頃…ですか」 こんな意表を突く質問。面接官は、日常の暮らしぶりばかりか自在な応対能力のチェックを意図して、戦略的に質問している。 アナウンサー:「ここはバントでいきますか

  • “好き”と“楽しむ”の違い:日経ビジネスオンライン

    大阪城ホールのコンサートに行った。巨大なホールを満席の客がひしめき合い、胸を高ぶらせていた。その日は著名ベテランアーティストたちが集結するコンサートだった。 開演と同時に客席には嬌声が飛び、もはや信仰の対象のようになっているカリスマアーティストに皆が陶酔していった。数曲歌い終え、やがてフリートークとなった。 アーティストたちの多くは60歳近い。トークの中身はおのずと病気自慢になった。アーティストの一人、松山千春は自身の心筋梗塞を熱く語り、ほかの一人は肝炎をひょうひょうと語った。「それ死ぬ病気ちゃうん」というツッコミに笑いがくる。 病気話が暗くならずに盛り上がったのには理由がある。ファンもまたアーティストと共に年を取り、似た年齢になっている。それぞれに病気を抱えての参加なのだ。 私の隣の知人は心臓病を抱えて何度もうなずいていたし、その隣は病んだ神経を癒しにコンサートに来ていた。病気話はつまり

    “好き”と“楽しむ”の違い:日経ビジネスオンライン
  • 石油が支えた「郊外一戸建て」のアメリカンドリーム:日経ビジネスオンライン

    清野 由美 ジャーナリスト 1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界を股にかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。2017年、慶應義塾大学SDM研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。 この著者の記事を見る

    石油が支えた「郊外一戸建て」のアメリカンドリーム:日経ビジネスオンライン
  • 【第28回】社内恋愛の衰退で“結婚氷河期”到来 新たな「お嫁さん候補」は派遣社員?!:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 前回は、商社の事務職OLの社内恋愛についてお話しした。今回も引き続き、彼女たちアラサー(Around30=25~35歳)世代の恋愛結婚事情について見ていく。 1994~2004年頃。就職氷河期にあたる時期に就職したアラサー世代が、今「結婚氷河期」を迎えている。なぜなら就職氷河期によって「社内結婚」のチャンスが失われたからだ。 「社内で結婚相手を探すなんて…」と馬鹿にしてはいけない。何しろ日の「皆結婚制度」を支えたのは、企業の「社内出会いシステム」なのだ。「日労働研究雑誌」によれば、1970年代からは、3組に1組が社内結婚だった(同誌2005年1月号「職縁結婚の盛衰と未婚化の進展」岩澤美帆、三田房美より)。 大量の「お嫁さん候補」がいなく

    【第28回】社内恋愛の衰退で“結婚氷河期”到来 新たな「お嫁さん候補」は派遣社員?!:日経ビジネスオンライン
  • 手作り野菜工場で“世界レベル”の超効率経営 (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    篠原 匡 ニューヨーク支局長 日経ビジネス記者、日経ビジネスクロスメディア編集長を経て2015年1月からニューヨーク支局長。建設・不動産、地域モノ、人物ルポなどが得意分野。趣味は家庭菜園と競艇、出張。 この著者の記事を見る

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  • 「気分は伝染する」〜ご機嫌から始まる職場革命:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    はじめまして。「コーチA」の鈴木義幸です。 1997年にコーチングの専門会社「コーチ21」を立ち上げ、早11年が経ちました。2001年には法人、特に企業の上層部のコーチングを主たる業務とする「コーチA」を設立、現在80名近いスタッフで、リーダーシップやマネジメントに関する様々な企業内課題の解決にチャレンジしています。 「社内の雰囲気を良くしたい」「風通しをよくしたい」というお話は、会社の設立当初より、多くの企業の方々からお聞きしてきました。昨今は、当時にも増して、ほうぼうの職場が「窒息状態」にあり、何とかそこに新鮮な風を通したいという想いが強まっているように思えます。 いま職場は、様々な価値観が入り乱れている状態といえます。それは、雇用形態の多様化や、「若手/ベテラン」に止まらない「20代前半/後半/30代前半……」といった世代間ギャップの細分化などに見られるものです。 その一方で、ビジネ

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  • 失敗だらけの現代ニッポン、安全社会という落とし穴:日経ビジネスオンライン

    このコラムでは、自然科学、社会学、文学、芸術…など、それぞれの学問領域で活躍をしている研究者や専門家に、各分野の先端知から見た「ストレス」をおおいに語っていただく。また、「ストレス」に対して人はどう対処したらよいのか、といった実学的知見もうかがう。 第1回は工学博士にして失敗学の草分けである畑村洋太郎さん。六木ヒルズの回転ドア、JR福知山線の脱線事故などでは、調査依頼を受けるより前に腕まくりして現場に飛び込んで、責任追及ではなく、その失敗の原因をとことん探究してきた。 一昔前は「失敗はあってはならぬもの」という考えがあった。いまもその風潮は確かにある。だが、その一方で、畑村洋太郎さんが“失敗学”を始めてからは、「不可避な失敗もある」「失敗を次に生かす」などの考え方も論じられるようになった。ストレスと関係する失敗の“その先”に何があるだろう。 --現代社会は、失敗を強いる社会構造でありなが

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  • ボッタクリ経済に物申す『貧乏人の逆襲!』 ~でも、勝手に生きるには知恵がいる:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 最近のJRをはじめとした駅の構内および周辺施設のデパ地下化というか、「オサレ」具合の拍車の掛かり方、必死さは目に余るものがある。 とはいっても、ツルピカな外装に思わず怯んでしまう自分がいるのだが、何のことはない、幽霊の正体見たり枯尾花だ。身も蓋もなく、すべてのメッセージは「つべこべいわず金を落とせ」に収斂されるわけだから、表向きが華やかな分、下品に思えて仕方ない。 そういえば、故青島幸男氏が東京都知事だった95年、都は新宿西口の地下道に「歩く歩道」と奇妙なトゲトゲのオブジェをこしらえたけれど、あれがまだ人間的だったなと思えるのは、明確に「これはスラムクリアランスである」という意志がうかがえ、「ホームレスはここに居着くな」という威嚇が露骨に見え

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  • 職人が無口な理由:日経ビジネスオンライン

    今回お話を伺った国村次郎さんは、50年にわたって新幹線の顔の部分を作り続けてきた板金職人だ。微妙な曲面をハンマー1で打ち出して作り上げていく技を見せていただいた。その打ち出しの原理を初めて理解して、ある種の戦慄を覚えた。 仮にコンピューターを使って制御したとしても、きわめて複雑な計算が必要になる作業を、国村さんは瞬時に、いとも簡単にやってのける。うまくいっているときは無心の状態で、余計なことを考えるとかえってうまくいかないと国村さんはおっしゃっていた。 意識では追いつかない自動化された高度な能力。ハイデガーもそういうことを言っている。ハンマーを振るっていてうまくいっているときは無意識で、打ちそこなうと初めてそこで意識が立ち上がるといったことだ。 だから職人は無口なのだと思った。これだけ複雑な計算をしているとしゃべっている暇はない。この複雑な計算を意識的にやろうとするとすごく大変なことだが

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  • 第5回 日本メーカーが海外勢に惨敗する理由 (4ページ目):日経ビジネスオンライン

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    第5回 日本メーカーが海外勢に惨敗する理由 (4ページ目):日経ビジネスオンライン
  • 日本経済の再生~ポール・サミュエルソン(米マサチューセッツ工科大学 名誉教授):日経ビジネスオンライン

    サブプライム問題による金融の混乱に原材料価格の高騰──。 様々な不安要因が重なり、世界経済の行方は混迷を深めている。 そんな中、少子高齢化に直面する日では将来への懸念が強い。 だが、ノーベル賞経済学者であるサミュエルソン名誉教授は 「日経済には成長の方策がまだある」と悲観論を一蹴する。 “日流”の欠陥を改め、輸出から内需主導の成長へ舵を切る。 さらに高齢者や女性を活用し、労働力の減少に対応せよ、と語る。 ポール・サミュエルソン 1915年生まれ。米シカゴ大学卒業後、米ハーバード大学大学院に学び、41年博士号取得。米マサチューセッツ工科大学(MIT)教授などを経て現在は同名誉教授。米民主党の理論的支柱の1人で、数学を駆使して体系化した価格理論とケインズ経済学を合体した「新古典派総合」と呼ばれる理論は長く近代経済学の主流を占めた。48年に出版した『経済学』は経済学の教科書として日人にも

    日本経済の再生~ポール・サミュエルソン(米マサチューセッツ工科大学 名誉教授):日経ビジネスオンライン
  • 全国統一大学入試で横行するカンニング:日経ビジネスオンライン

    MBA課程学生の80%に調査のメス 2007年4月末、米国中南部のノースカロライナ州ダーラムにあるデューク大学(Duke University)の「フュークア・スクールオブビジネス」(The Fuqua School of Business、以下“FSB”)でMBA(=経営学修士)課程の1年生38人のカンニング行為に対する調査結果が発表された。約2カ月を費やした調査の結果は、9人が退学、15人が1年間の停学、10人が必修科目をゼロ採点、残り4人が無罪というものであった。 FSBは世界のビジネススクール中で上位10校に入ると評価される名門校であり、米国内のみならず海外からも多数の学生が入学している。FSBは在校生に対して“Honor Code”と呼ばれる倫理規定を課し、自分で自分を監督することを要求している。FSBではリポート提出が要求される試験が度々行われるが、学生は課題を自室に持ち帰って

    全国統一大学入試で横行するカンニング:日経ビジネスオンライン
  • 第6回 日本人英語のアキレス腱 ~問題は、発音よりも「冠詞」です (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    教育は、概してインプットを重視し、アウトプットまでなかなか手がまわらないというのが実情(伝統)だと思います。端的に言えば、語学の学習において、いかにインプットをアウトプットに結びつけるかが、大きなポイントだと思うのです。たとえば、2000単語を覚えたのに、たったの1文も口から出てこないとか、四六時中英語の「聞き流し」をしているのに、ちっとも聞き取れるようにならない、というのは、「インプット過多症」の典型的な症状です。極論すれば、ただ忘れるためだけに膨大な時間を空費して「勉強もどき」を行っているのです。学習においても“歩留まり”を考える、それが大人の勉強法ではないでしょうか。この点を、私は次著『使える英語 すごいノウハウ』(三笠書房)というで詳しく扱っています。興味のある方は、まずは書店でのぞいてみてください。(7月末刊行予定)この項が何かの参考になれば幸いです。なお、前々項も私が書

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