鴻巣市商工会青年部は、十一日午後六時から同市の糠田(ぬかた)運動場周辺で開く「第十三回こうのす花火大会」で世界最大の打ち上げ花火のギネス記録に挑戦する。四尺玉(直径約百二十センチ)を公式認定員の目の前で打ち上げ、開花させる。四尺玉は昨年も打ち上げに成功しており、関係者は「世界一認定は射程内」と自信満々だ。 (花井勝規) ギネス記録に挑む四尺玉は、重さ約四百三十キロ。高さ六メートルの鋼鉄製の打ち上げ筒から上空約八百メートルまで打ち上げる。さく裂する花火は直径約八百メートルになる。 現時点で「世界最大の花火玉」としてギネス登録されているのは、一九八八年に北海道・洞爺湖で開いた水上花火。玉は直径百三十九センチ、重さ七百キロ。さく裂した花火は一・二キロメートルだった。今年に入り、ギネスの花火玉カテゴリーに「打ち上げ(空中)」が新設され、商工会青年部は「最も大きな打ち上げ花火玉」としての登録を目指し