「レーダー」のような電波ではなく、紫外線・可視光線・近赤外線などを用いて遠距離にある対象までの距離や性質を分析できるリモートセンシング技術が「LIDAR(ライダー)」です。マサチューセッツ工科大学(MIT)と国防高等研究計画局(DARPA)は、ライダーのセンサーを1個の極小チップ上に搭載することに成功しており、自動運転車やロボットの認識技術が進化することが期待されています。 MIT and DARPA Pack Lidar Sensor onto Single Chip - IEEE Spectrum http://spectrum.ieee.org/tech-talk/semiconductors/optoelectronics/mit-lidar-on-a-chip ライダー(Light Detection And Ranging)はレーダーに似た技術ですが、波長の長さが電波の10万分
半導体製造装置メーカーのディスコは8月8日、レーザー加工によるSiCインゴットのスライス技術を開発したと発表した。半導体製造コストを劇的に下げる可能性がある。 半導体製造では、シリコンなどの結晶インゴットから薄くスライスしてウェハーを製造する。スライス工程はダイヤモンドワイヤーソーで切断するのが主流だが、SiC(シリコンカーバイト)半導体は硬いため加工に時間がかかるほか、切断時のロスが多いなどの問題があった。 ディスコではレーザーを用いた「KABRA」プロセスを開発。これはインゴットの上面からレーザーを照射し、光を吸収したSiCが分離層となり剥離するもの。上面からのレーザーで素材が改質してしまうため半導体製造には不向きとされていたが、レーザーによりSiCが分解してアモルファス状態のシリコンとカーボンに分離する現象と、アモルファスカーボンの光吸収係数がSiCの約10万倍あることに注目。開発を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く