Journal of Experimental Social Psychology誌に掲載された最新研究は、セルフコントロール(自制)に関する一般的認識および、それが人々の自制方法を採用する意思に与える影響を調べた。 「同僚のヨハンナ・ピーツ博士は、自制方法をとろうとすることを拒否する友人との会話の後、このプロジェクトのアイデアを思いつきました。その友人は、自制のためにそんな『トリック』に頼る必要はないはずだと言ったそうです」と本論文の主著者でカナダ・オタワのカールトン大学心理学科のアナマリー・ジェナーラはいう。 論文では、自制方法を「目標に向けた選択がより容易に、より起こりやすくなるよう自分の環境をデザインするために人々がとる行動と思考」と定義している。 例えば、減量をしている人がクッキーを食べたくなってしまった場合、そのクッキーを目の届かないところに置いたり、減量の目標や加工食品や糖分