高齢者が長年所在不明になっていたことが東京都内で相次いで明らかになった問題で、八王子市で102歳、荒川区で108歳と103歳のいずれも男性3人の所在が確認できなくなっていることが3日、新たにわかった。 八王子市によると、同市の102歳の男性は8年前から所在がわからなくなっている。市は100歳を迎えた住民宅を訪問して記念品を贈っているが、2007年の8月末にこの男性が健在であることを確認しようとしたところ、民生委員から「いないのではないか」と連絡があった。 同居していることになっている息子の妻(63)も「2002年ごろからいなくなっていて、どこにいるかわからない」などと話したという。08年8月に改めて職員が訪問したが、やはり所在はわからなかったという。 荒川区に住民登録されている108歳と103歳の男性は、いずれも外国籍。2人とも、少なくともここ3年は連絡が取れていないという。いずれも
ロンドンの街角には、監視カメラを複数据え付けた塔(中央)があちこちに立っている 【ロンドン=橋本聡】「行き過ぎたテロ対策が、市民の自由を侵していた」――。そんな反省の機運が英国で高まり始めた。400万台以上といわれる監視カメラの設置や警察官による身体検査などの施策をめぐり、英政府は全面的な見直しを始めた。秋に具体策をまとめる。「治安優先」から「人権」へ、振り子がふれつつある。 「英国の伝統である市民の自由と、治安対策とのバランスを回復する」。メイ内相(保守党)は7月中旬、異例の見直し着手を表明した。 風向きが変わったのは今年5月、13年間続いた労働党政権が終わり、政権交代が実現したことがきっかけだ。 なかでも、保守党と組んで第2次世界大戦後初の連立政権を発足させた自由民主党の存在が大きかった。同党はかねて、個人のプライバシーや人権問題に力を入れてきた。党首のクレッグ副首相は、前政権
私は「virtual」を「仮想」と訳すのにすごく抵抗がある。 「virtual」って英語本来の意味は、「実質上の」「実際上の」というような意味だ。「表面的にはそうではないが実質的にはこれなんだ」というような時に使う。 「virtual memory」を「仮想記憶」と訳すと「実際は存在しないメモリ」であるかのように思える。現実的に存在しないのなら無くても構わないようにすら思える。確かに物理的には存在しないから実在はしないんだけど、かと言って不要というわけでもなく、「virtual memory」本来の意味は「(ユーザーアプリなどが)実際に使うときのメモリ」みたいなニュアンスで「無くても構わないメモリ」とは、ちょうど真逆の意味だ。 「仮想」という言葉が、「存在しない」という否定っぽい語感なのに対して、「virtual」本来の意味は「実質上(は、これだ)」という肯定っぽい意味だからどうもギャップ
テレビ東京は、終戦の日の15日午後7時から3時間にわたって「池上彰の戦争を考えるSP〜戦争はなぜ始まり、どう終わるのか〜」を放送する。 番組は、終結から65年を経た太平洋戦争、日本人がなかなか理解できない現代の戦争として「旧ユーゴスラビア紛争」、そして「第三次世界大戦」は起きるのかなど3つの話で進めていく。「旧ユーゴ紛争」では池上と女優の長谷川京子が旧ユーゴから独立したボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボを訪れる。紛争が起きる主な原因は領土問題、民族、宗教対立などといわれるが、2人は紛争のつめ痕が残る市街を歩き、現地の人たちを取材、解説していく。 池上は「8・15って何の日ですか?と聞いて、答えられない若い人たちが増えているというのはやっぱりとても悲しいことだと思う。戦争のことをみんなで考える。そういった意味でもひとつの素材になるんじゃないかと思いますね、サラエボは」と話している。
「時々、どうしたのかと心配しています。母が都内最高齢とは知らなかった。母のことを知りたいです」 「都内最高齢」の古谷ふささんと住民登録上は同居していることになっている長女(79)は、朝日新聞の取材に、アパート前でうつむきながら答えた。 長女によると、1986年ごろ、千葉県市川市内で、母、弟(次男)との3人で同居していた。都内で働いていた長女が転居する時に「私と来るか、弟と一緒にいるか」と母に聞くと「弟と一緒にいる」と答えたという。長女は一人で東京都杉並区のアパートに転居した。しかし、母の住民登録がいつから自分の住所に移ったのか分からないという。 最後に会ったのは、転居してしばらくしてから。東京・銀座の職場に事前に連絡もなく、母親が一人でやってきたという。近くの店でそばを食べながら、15分ほど話した。「母から『元気か』と聞かれたぐらい。仕事で時間がなく、あまり覚えていない」 近くの東
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