注意: この記事は個人の感想を煮詰めたものです 「オブジェクト指向」という言葉を使うことの危険さを説明するならば、「お好み焼き」を語る危険さを数倍にしたものと言える。その言葉の認識が個々人で極めて多種多様で、それら全てを綺麗に突き通せる完全な説明は無いに等しい。— Takumi Sueda (@puhitaku) 2020年12月12日 あなたは最近、「オブジェクト指向」という単語を思い出しながらコードを書いたことがあるだろうか。私はない。少なくとも5年以上は。 もちろん「オブジェクト」(object) という用語自体は様々な言語に登場する。例として、Python という言語での object について解説を書いてみよう。 「データを抽象的に表したもの」 同一性 (identity) という尺度と内部の属性 (attributes) を持つ構造 属性もまた object である メソッドは