内容はオブジェクト指向とその設計デザインに関すること。一応 in Ruby となっているが Ruby の本ではなくソフトウェア設計思考の本。Ruby に関する記述はカンタンな例題だけで、本のエッセンスを読み取ることに関しては他の言語のエンジニアであっても問題無い。 この本を読む前と後では同じコードを見てもその見え方がまったく変わってしまった。 オブジェクト指向デザインなんぞ無くてもコードは書けてしまう幸か不幸か Ruby は洗練された言語で基本的な書き方さえ把握すれば、設計デザインのことを考えなくても動くソフトが完成してしまう。だいたいどんな人が書いたコードでもプログラムというものはだいたい動いている。今は動いている。触らなければほぼ問題ない。 で、往々にして「ちょっと変更して」「この機能追加してね」となる。 その時の反応が「え?変更?やめて!」「変更したら動かなくなるかも。。」と少しでも