地球最大の火山が日本近海の海底で見つかりました。太陽系全体を含めても最大級。こんな近場にこんな怪物が眠っていたなんて、びっくり。 この「タム・マシフ(Tamu Massif)」と呼ばれる巨大火山、場所は日本の東方約1600kmの太平洋の海底で、海面からは見えないのですが、高さは2.2マイル(3541m)で、エベレストの半分ぐらいあります。 タム・マシフは何がすごいって、面積と体積です。裾野は総面積11万9000平方マイル(31万平方km)―米ニューメキシコ州に迫る規模。世界最大の活火山マウナロア(総面積2000平方マイル=5179平方km)でもこの2%ぽっちなのです。 高さでは太陽系最大の火星の山「オリンポス山(Olympus Mons)」(標高2万2000m)に遠く及びませんが、体積ではオリンポス山より25%少ない程度。すごいじゃないか、タム・マシフ。ずんぐりむっくり度では太陽系一番と言