NASAがこれまでで最も軽い人工衛星を打ち上げた。設計したのは、インド南東部の小さな町タミルナードゥ出身の18歳の学生、リファス・シャーロックである。 この人工衛星は、3Dプリンターで”印刷”されたもので、3.8センチの立方体で、重さはわずか64グラムとこれまでで最も軽い。 インドの元大統領で、原子力科学者でもあったエー・ピー・ジェー・アブドゥル・カラームの名にちなんで、”KalamSat”と名づけられたこの衛星は、NASAのヴァージニア州ワロップス飛行場から打ち上げられた。 Facebookで開く 「今日、ぼくたちは歴史をつくった」と設計者のシャーロックは言う。「ぼくたちはこの衛星をすべてスクラッチ(3Dプリンターの出力法)で完成させた。 これには新たなタイプのコンピューターが搭載され、8つのセンサーが組み込まれていて、加速度、回転、地球の磁気などを計測することができる」シャーロックは、