「リストラという考えは1ミリもない」 電通「社員の個人事業主化」の真意、発起人を直撃:230人が応募(1/4 ページ) 電通が「新しい働き方」を打ち出した。希望する社員を個人事業主化し、業務委託することで、一定の報酬を一定期間約束する制度だ。この夏、ミドル社員を対象に募集し約230人が応募、2021年1月に運用が始まる。 業績の悪化が伝えられる電通グループだけに、一部には「体のいいリストラでは?」という声も聞こえるこの新制度だが、実際にどのような仕組みで、会社側の意図はどこにあるのだろうか。このプロジェクトの発起人でもある野澤友宏氏(キャリア・デザイン局 クリエーティブディレクター)と山口裕二氏(キャリア・デザイン局 局長補佐)に真相を聞いた。 個人事業主化の真意は? 電通の野澤友宏氏(キャリア・デザイン局 クリエーティブディレクター)。ライフシフトプラットフォーム(LSP)の発起人でもあ