中国のソーシャルメディアのウェイボー(微博)とWeChatが、在中国米国大使館の公式アカウントの投稿を削除し、米国の政府高官らが抗議の声を上げている。 今回の投稿の削除は、ニコラス・バーンズ駐中米国大使の7月6日朝のツイートで明らかになった。それによると、ウェイボーとWeChat上の米国政府の公式アカウントが先週発信した、香港と最近のNATOサミットに関する投稿が何者かによって削除されたという。バーンズ大使は、この投稿の削除が「中国政府の仕業だ」と非難している。 大使は、「中国政府は自国民が米国の指導者の発言にアクセスできるようにすべきだ」と述べている。削除された投稿には、先日マドリードで開催されたNATO首脳会議でのバイデン大統領の発言が含まれていた。 大統領は、「中国が世界の秩序に課題をもたらしている」と記者会見で語り、中国政府の貿易の慣行が強圧的だと非難していた。 WeChatはまた