京都大学とテラバースからなる研究開発グループは9月12日、OpenAIの大規模言語モデル「GPT-4」を利用し、仏教の聖人「親鸞」および「世親(せしん)」と対話できるAIチャットボット「親鸞ボット」および「世親ボット」を共同開発した。 「ブッダ」「菩薩」「高僧」ボットが揃い踏み 親鸞(12~13世紀)は、日本最大の仏教宗派である浄土真宗の開祖、世親(4世紀)は、大乗仏教の二大哲学の一つである「唯識」を大成した菩薩として知られる。 両ボットは、GPT-4に経典や著作のテキストデータなどを使って追加学習を施して開発された、人々の様々な悩みに宗教的観点から回答してくれる仏教対話AIという位置付けだ。 同グループは2021年3月にグーグルの「Sentence BERT」を応用したチャットボット「ブッダボット」を、2023年7月にはGPT-4を応用した「ブッダボットプラス」を発表している。 これによ