若年層から驚異的な支持を受けるオンラインプラットフォーム「Roblox」が、2025年に独自の音楽チャートを公開することを発表した。 ゲーム内でのコミュニティや仮想通貨の流通など、メタバース界を席巻するメガプラットフォーム。どうやら音楽業界においても、着実に勢力を広げているらしい。 現在、総ユーザー数4億人以上とも言われるRoblox。“ゲーム版YouTube”とも評されるのは、約4000万以上のゲームのすべてがユーザー自身によって作られるという、最強のエコシステムに由来している。その圧倒的なユーザーベースとクリエイティビティから、ゲーム業界において確固たる地位を確立させたrobloxがいま注力しているのが、音楽チャートシーンへの参入らしい。どうやら、YouTubeやTikTokのようにユーザー間における音楽トレンドの追跡を目指しているそうだ。 というのも、Robloxはユーザーがゲームを
紙ストローは、人々が期待していたほどの環境貢献を成し得なかった。 振り返ること2022年4月、深刻化する海洋プラスチック汚染などの対策として日本で施行された「プラスチック資源循環法」。 環境のためという大義名分に反発する術をもたず、突然プラストローに別れを告げられた私たちは、紙ストローという得体の知れないモノになんとか慣れてやろうと、試行錯誤を重ねてきた。 もちろん、プラストロー禁止により混乱に陥ったのは日本だけではなく、世界各地で起きていた話。サンフランシスコでは罰金制度が発足したものの、紙が分厚すぎてリサイクルできずに一般ゴミとして処分されるという、本末転倒なケースも起きていたそうだ。 そんなこんなで、日本で新プラ法が施行されてから約1年半が経過。 もう、やめない?という動きが最近現れつつある。というのも、紙ストローの飲みづらさや味の変化、効果のなさという話ではない。 なんと、紙ストロ
動物細胞を人工的に培養してつくりだした肉(培養肉)。サステイナブルな食材のひとつとして注目をあつめる、いわゆる“LABOミート”に対し、イタリアが出した答えは「NO」だった。 先月、イタリア代議院は培養肉をふくむ細胞性食品および飼料の生産や販売を禁止する法案を可決。EUにおいて、培養肉の生産、流通、輸入を禁止する最初の国となった。違反者には製品の没収に加え、最大で6万ユーロ(約940万円)の罰金が課せられるという。 遡ること2023年3月、同法案は農業省トップのフランチェスコ・ロロブリジーダ大臣により提案された。4月には、培養肉をはじめとする合成食品を禁止する同法案を政府も支持。 法案可決を受け、ロロブリジーダ大臣は自身のfacebookで「健康の観点だけでなく、イタリアの生産システム、何千もの雇用、文化と伝統を守るため、今日承認された法律により、イタリアは合成食品の社会的、経済的リスクか
9月5日、ニューヨーク市で民泊物件を取り締まる新たな条例が施行された。対象となるのは30日未満の短期賃貸。 ルールは厳格で、「Airbnb」は実質的に禁止されたことになる。 ・ホストが市当局に申請し、公式番号登録という形で許可を得ていること。 ・貸し出す物件に、ホスト自身も滞在していること。 ・ゲストの人数が2名以下であること。 ニューヨーク市では以前からアパートの短期賃貸を禁じられていたものの、届け出の義務はなかった。今回の新たな法律により、その届け出が義務づけられ、許可なしに貸し出したホストには罰金が課せられるというのだ。 新条例の効果は絶大のよう。Airbnbのデータを集める「Inside Airbnb」によると、8月に22,000件も存在した短期賃貸は、9月5日時点で6,841件にまで数を減らしたそうだ。 今後、住宅不足や家賃高騰でニューヨーク中心から離れることを余儀なくされてきた
先日紹介した「BMW」と「TYDE」による電動水中翼船「THE ICON」に続き、また新たなラグジュアリーボートが発表された。 手掛けたのはスウェーデンのボートメーカー「Candela」。「Volvo」からスピンアウトした電動自動車ブランド「Polestar」とコラボレーションした新作が、2024年6月に発売が予定されている「Candela C-8 Polestar Edition」だ。 Polestarの主力商品「Polestar 2」と同じ69kWHのバッテリーと充電ハードウェアが搭載されており、速度は22ノット(約40km/h)。1回の充電につき最大57海里(約105km)の距離を航行することが可能だという。 一般的な電動ボートと比較しても2〜3倍の航続距離を持ち、かつ最大80%のエネルギー消費を削減。十分なパフォーマンスと持続可能性の両方の要素を兼ね備えている点は、陸を走る自動車同
最新の研究にて、「銀河の果て」の場所が特定された。 宇宙飛行士が観測した「こと座RR型変光星」と呼ばれる208個の天体は、地球から見ると明るさが変わるため、これを基に地球から天体群までの距離を計算することができるそう。 これを用いて星の位置を特定したところ、もっとも遠い変光星は100万光年以上離れており、隣の銀河であるアンドロメダ銀河と天の川銀河のほぼ中心に位置していることが判明したのだ。 つまり、これは「天の川銀河の最端」が拡大されたということ。 これまでの研究では、太陽系が位置する天の川銀河の「ハロー(星のやその周辺の発光物質で構成される構造)」の端は、銀河の中心から100万光年離れているとされていた。 しかし、今回の研究ではその距離が約104万光年となっており、天の川銀河が拡大され、アンドロメダ銀河に近づいた、ということが分かった。 広大な宇宙において、我々はさほど孤独ではなく、意外
先月末、大気中の二酸化炭素を回収できる技術を保有するスイスのスタートアップ「Climeworks」が、アイスランドにて大型施設「Mammoth」の建設を開始した。 完成したら、なんと年間3万6000トンもの二酸化酸素を回収できるようになるという。 そもそも「Climeworks」は空気中の二酸化炭素を回収し、炭酸飲料のメーカーにそれを販売する仕組みをつくったことで、世界で注目されるようになった。 これは革新的なアプローチではあったのだが、同社によれば資金獲得のために行っていたとのこと。そして、この仕組みで得た資金を新たな研究に投資し、2017年に二酸化炭素の貯蔵プラントを建設。2021年には「Orca」という施設を建設し、年間4000トンの二酸化炭素を回収し、貯蔵しているそうだ。 「Mammoth」は、2050年までに年間10億トンの二酸化炭素を回収・貯蔵できる予定とのこと。 「なるべく二
5月、緊急事態宣言中、UberEatsで月収100万円。 こんなウソみたいなことを成し遂げたのが、大村達郎( @tatsuro_omura )という人物だ。 実際には、合計100万1656円。 彼はメディアで大げさにテクニックを披露することもないし、SNSで自慢げに何かを語ることもない。本人の言葉を借りるならば、「慢心したら人間は終わり」「上には上がいるから」だ。 とはいえ、稼いだ金額を聞くと……たくさんの質問が思い浮かんでくる。 どのエリアが一番稼げるのか? どの時間帯がおすすめなのか? 自転車とバイクはどちらがいいのか? UberEatsの話を中心に過去のキャリアや今後の展望について、いろんなことを聞いてみた。 ──月収100万円、本当にスゴいですね。いつもはどれくらいのスピードで走ってるんですか? あ〜、よく聞かれるんですけど、まあまあ安全運転だと思いますよ(笑)。 ──意外(笑)。
マスクの急速な需要の高まりに、各社はさまざまなデザインのマスクを生産中。高性能なマスクやファッショナブルなマスクなど、じつに多様なマスクが生み出されているようだ。 そんななか、ニューヨークのデザイナーJoe Doucet氏は“サングラスと一体化したフェイスシールド”を設計。洗練されたデザインながらも顔を覆い隠すこのシールドは、マスクよりも効果的でファッションアイテムとしても使用できるというものだ。 サングラスとのコントラストが印象的で、近未来を連想させるようなデザイン。ウイルスからの保護を目的に作られたとは到底思えないファッションアイテムだ。 日常生活に欠かせなくなってしまったマスクの選択肢を広げるために開発をしたというこのシールド。試作品の段階では「不快で使い物にならなかった」というが、現在4つの異なる企業と製品化について協議しているという。 人が多く集まるパーティなど、マスクもしたいが
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