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ブックマーク / takekuma.cocolog-nifty.com (35)

  • 「終わりなき日常」が終わった日: たけくまメモ

    久しぶりのブログ更新であります。今年に入ってから活動の主軸が完全にツイッターに移行してしまい、ブログをなかなか更新していませんが、現在水面下で「たけくまメモ」をバージョンアップした「たけくまメモMANIAX」とWEBマンガ雑誌『電脳マヴォ』を着々と準備しております。これらはなんとかこの秋までに始める予定で、新サーバーでシステムから構築しているところです。 「たけくまメモMANIAX」のシステムはSEの伊藤弘二さん、また「電脳マヴォ」のシステムおよびブラウザベースのマンガビューアーをプログラマで京都精華大学マンガプロデュース学科講師の浅井康先生にお願いしております。システム的にはしばらく試行錯誤しますが、楽しみにお待ちください。 さて、日公開する原稿は、東浩紀氏の雑誌「思想地図・震災特別号」(合同会社コンテクチュアズ刊、8月下旬発売)に俺が執筆した原発震災エッセイ「『終わりなき日常』が終わ

  • 俺と萌え(番外)フェチと萌えは違う?: たけくまメモ

    前回のエントリのコメント欄で、「くろいぬ」さんが、「たけくまさんが言っている“動き萌え”はフェチのことであって、当の萌えとは違う」というようなご意見を書かれ、ご自分のブログでもエントリ化されています。 ●くろいぬの矛盾メモ(「萌え」とは「特定のキャラ属性を持つキャラへの受動的な全肯定」) http://d.hatena.ne.jp/shields-pikes/20060225/p1 実は精神医学者の斉藤環さんからも似たようなこと(フェチと萌えは違う)を言われたことがあって、ただそのときは特に議論を深めるまでもなく、それっきりになっていました。斉藤さんの真意はよくわからないんですが、今度会ったら聞いてみたいと思います。(※註) 正直、「(露骨な)エロと萌えは違う」というのは、わかるんですけど。あるいは「可愛い」と「エロ」の中間に「萌え」があるというなら、わかる。ただ俺には今でも「フェチ」と

  • 俺と「萌え」(2): たけくまメモ

    この一連のエントリ、じつは構成をキッチリ決めて書いているわけではありません。俺が過去に感じた「萌えみたいなもの」、あるいは「萌えのルーツ」について、知りうる範囲を、多少とりとめのないまま書くつもりなのであります。 ちゃんと考えが整理されているわけではありませんし、そもそも俺が書いている「萌え」は、現在使われている「萌え」とは違うものかもしれません。それでもどこかで繋がっていると思いますので、一種の思索のたたき台として、話を続けます。 ◆ 「萌え」について語る人は現在、無数にいますよね。ネット内の皆さんはもちろんのこと、アカデミズム系論客などでも。伊藤剛くんもその一人だし、東浩紀、斉藤環、森川嘉一郎氏なんかがそうですね。つーか、全員俺の知り合いですけど(笑)。 これから俺が書くことは、彼らには何の責任もないのだけれど、以前からひとつだけ気になって仕方がないことを指摘しようと思うわけです。それ

  • http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/post_0d8a.html

  • 「やりたいことと」と「やれること」: たけくまメモ

    以下は、6月26日のエントリ「大学で『教授編集者』をやるということ」のコメント欄で、「微老なお年頃」さんが書かれたコメント(30日)に対する俺のレスです。長くなったので、独立したエントリにしました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ >微老なお年頃さん 学生にとって、確かに将来の予測がつかない不安は大きいです。しかし一番の問題は、自分があこがれている「将来なりたい自分」と「自分が実際にできること(自分の能力・向き不向き)」が一致することは滅多にないのに、そこが見えてないことだと思うんです。 もちろん「やりたいこと」と「やれること」が一致すればこれほど幸せなことはないのだけれど、一致しないから多くの人が苦しんでいる。しかも「努力」することで「やりたいこと」に近づくことができる

    eal
    eal 2010/07/01
    "同人誌もメディアですから、メディアを作る以上、それは編集者なんです"
  • 不正コピー問題の意外な解決策: たけくまメモ

    昨日「オンライン出版を買ってみて」というエントリをアップし、オンライン電子出版の問題点(不正コピー防止のプロテクトによって、かえってとしては不便になる問題)について書いたところ、編集者のMさんという方からメールを戴きました。Mさん、ありがとうございました。 メールには、アメリカのプラグマティック・ブックシェルフ(Pragmatic Bookshelf)社という技術系出版社の試みについて、たいへん興味深い事例が書かれてありました。 http://www.pragprog.com/ ↑The Pragmatic Bookshelf 俺は英語が苦手なので、Mさんの解説をもとにざっと読んだだけなんですが、それでもこの会社がかなりユニークな試みをしていることはわかりました。 まずの購買ページを見ると、プルダウン・メニューが「PDF+PaperBook」になっており、ほかにpdfファイルオンリー

  • 意識がダダ漏れになる恐怖: たけくまメモ

    Twitterを始めたのは昨年の11月20日ですから、そろそろ3ヶ月半になります。でも俺の場合、Twitterはブログの更新告知がもっぱらになっていて、ほかの人みたいに頻繁に更新していません。どうも俺にはブログのほうが性に合っているみたいです。 俺は今、商業の文章仕事って、産経新聞夕刊の月イチコラムだけなんですよ。文筆家としては事実上の休業状態なんですけど、そのぶん、執筆意欲の多くがブログに向かっているのだと思います。Twitterは140字制限がありますが、ブログに字数制限はありませんから、俺にとっては書きたいことが書きたいように書ける都合のいいメディアなんです。 商業雑誌で原稿を書くこととTwitterは、文字数制限があるという点で似ていますね。もちろん文字制限があるゆえに、構成をあまり決めることなく、パッと思いついたことを気軽に書けるのがTwitterの魅力なんでしょうがね。 ただあ

  • 続・オタクはいつから差別されていたのか?: たけくまメモ

    昨日、ミクシイのメッセージでDさんという方から、「アニメマニアについて扱った、古いテレビ番組をネットで見つけました。これについて伺いたいことがあります」と、ニコニコ動画のURLを送ってきました。そのURLが以下のものです。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm1541995 ↑ニコニコ動画「元祖腐女子・高画質版」 これは1983年3月12日(おそらく)の「ズームイン朝」からのもので、前半が劇場アニメ『クラッシャージョウ』初日に前日から徹夜した若者たちにマイクを向けたもの、後半が前年開店したばかりの大阪SFマニア・ショップ「ゼネラルプロダクツ」に訪問取材しているものです。 店内には1981年制作の「DAICONⅢ」のキャラクターグッズが映っています。これを制作した団体が今のGAINAXの前身であるDAICON FILM。これとゼネプロの代表はどちらも岡田斗司夫氏

  • それでも出版社が「生き残る」としたら: たけくまメモ

    http://www.apple.com/jp/ipad/ ↑appleiPad」公式 ついに噂のiPadの全貌が公開されて、ネットもマスコミも上を下への大騒ぎであります。ここに来て、すでに報道されているアマゾンのKindleをはじめ「電子出版」を普及させるための役者(インフラとデバイス)が出揃った感があります。日ではまだ普及以前の段階ですが、昨今の出版不況を脱出するための突破口は、もはや電子出版しかないというのは、衆目の一致するところではないでしょうか。 さて、かねてから電子出版による「個人出版支援」に力を入れているアマゾンやアップル、ソニー(の米国法人)といった企業は、自社と出版契約を結んだ著者に対して、「印税35%を支払うぞ、いやうちは50%支払う、それならうちは70%だ」という具合に、「印税率競争」をヒートアップさせて著者を引き込もうとしています。日では印税率は通常8~10%

    eal
    eal 2010/01/31
    同意。それに、やはり校正も必要。
  • 商業出版社による個人ブログからの「パクリ疑惑」について: たけくまメモ

    昨日、古い友人である「まさむね」さんからメールが来ました。内容は「自分のブログの記述が、商業出版に盗用されてしまったようだが、どうすればよいのか」というものでした。 まさむねさんと俺は、ここ10年ほど疎遠になっていたのですが、久しぶりに連絡があったと思ったら、いきなりこの相談です。昔から趣味の多い人でしたが、最近は家紋の研究に凝っているようで、「一気新聞」という彼のブログに、家紋について詳しく調べた結果を載せているのです。ところが、つい最近コアマガジンから出された「家紋の不思議」というムックの中で、まさむねさんが書いたブログエントリの記述に酷似した記述を発見し、子細につき比べて見た結果、「これは自分の記述を無断で借用したものではないか」との疑いを強めたそうです。 http://www.ippongi.com/2009/11/28/ ↑一気新聞「家紋文化が認知されるのは嬉しいが、これはち

  • 「ヱヴァ」は品川駅を出発しました(ネタバレなし): たけくまメモ

    昨日見てきましたよ「ヱヴァ」。最初は南町田にある109グランベリーモールで12時20分の回を見て、それから渋谷で用事を済ませて、帰りに歌舞伎町の新宿ミラノでもう一回見ました。グランベリーモールは八分程度の入りで少し心配しましたが、新宿ミラノは夜の回も超満員で、どちらの映画館でも終了時に拍手が出ました。グランベリーモールでは終わって駅に向かう途中で多摩美の教え子に出くわしたんですが、「先生、ヱヴァどうでしたか」と訊かれたものですから、 「旧作とは全然違う。確かに大筋は一緒だし『エヴァ』には違いないが、もう別作品と言っていい。前回の『序』であえてテレビ版の序盤そのままをなぞって見せたのは、これをやるための前振りだということがよくわかった。確かにこういう“リメイク”は見たことがない。テレビ版や旧劇場版も傑作だったけれども、今度の『ヱヴァ』がもしこのテンションのまま完結するようなら、おそらく50年

  • 30日、難波でのトークライブ「マンガの黙示録」が近づいてきました: たけくまメモ

    えーと、この4月30日、午後7時半開場で行います大阪・難波のライブハウスmontageでのトークライブ「竹熊健太郎が語るマンガの黙示録」の開催が近づいて参りました。内容はかねがね「たけくまメモ」で語ってきたことがベースになっていますが、ここにきて佐藤秀峰さんが自身のブログで業界批判を繰り返したあげく、業界との訣別宣言ともとれるエントリを書くなど、マンガ界はいよいよ凄いことになってきています。そのあたりの話も、俺の立場からたっぷりするつもりです。 昨年の雷句誠さん事件につづき、佐藤秀峰さんの「事件」も、ともにエキセントリックな作家の個人的な行動だと済ませる向きがあるとすれば、おそらくそれは間違いです。マンガ界は、いや出版界全体がそうなのですが、業界の枠組みそのものが崩れる瀬戸際に立っていると俺は思います。 げんに俺は、名前を出せば「へえ、あの人が」と驚かれるような某マンガ家が、現在抱えている

    eal
    eal 2009/04/28
    『現在抱えている連載が終了したら、以後一切の連載依頼を断り、自分サイトでのネット連載に切り替えて単行本だけは某版元から出す段取りで、着々と準備を進めていることを知っています』
  • ブログを毎日更新できるか: たけくまメモ

    以前も書いたと思うんですが、この「たけくまメモ」は、三日以上間隔を空けずに更新することを旨としております。別にそのことで直接お金になるわけではないんですけれども(アフィリエイトがちょっぴり動いたりはしますが)、これ以上間隔を空けてしまうと、そのままズルズル更新しなくなる危険があるんじゃないかと恐れているのですよ。 ブログの世界で四番目にアクセスを集めるのは面白い記事を書く人です。面白さにもいろいろあるわけなんですが、とにかく笑えるとか、読んでためになるとかが基ですね。「おもしろくてためになる」というのは講談社を創業した野間清治が掲げた社是ですが、明治の奇才出版人宮武外骨のキャッチフレーズ「過激にして愛嬌あり」と同様、娯楽の質であろうと思います。これについてはいろいろ思うところもあるので、そのうち改めて書きたいと思います。 それで三番目に集めるのが、まめに更新する人。これも、俺みたいに2

    eal
    eal 2009/04/06
    『面白くてためになる内容の記事を毎日三回以上更新し、著名人で自分の写真をバカバカ載せる可愛い子ちゃんのオタク』
  • 第二世代から見た「オタク問題史」: たけくまメモ

    ←どこか〈問題化〉される若者たち 恒星社厚生閣という出版社から『どこか〈問題化〉される若者たち』というが出ました。10人の若手社会学者・研究者による論文集なんですが、この中に友人である松谷創一郎さんの「〈オタク問題〉の四半世紀」が収録されています。そのものは昨日入手したばかりで、まだ松谷論文しか読んでいないのですが、松谷さんのブログ「TRiCKFiSH」でも関連エントリが立てられていましたので、あわせて紹介したいと思います。 http://d.hatena.ne.jp/TRiCKFiSH/20081104 ↑TRiCKFiSH「〈オタク〉の階級闘争:『どこか〈問題化〉される若者たち』より」 この中でも俺の著作やブログエントリにも触れられていて面はゆいのですが、俺がかねがねオタクについて主張していたことに対する「反応」が、ようやく出たという思いもあって、紹介します。 詳しい内容については

    eal
    eal 2008/11/09
  • 『電波男』の文庫本: たけくまメモ

    電波男 (講談社文庫 ほ 34-1) 今さらなんですが、田透くんの『電波男』の文庫が講談社から出ております。俺、これに解説文書いているんですけど、町田のタイ料理屋で打ち上げ事会やったのが先月半ばですのに、ここで紹介するのをうっかり忘れていました。田くん、講談社のOさん、ごめんなさい。 このについては、これ以上俺からあーだこーだ言うこともないんですけど(解説読んでください)、久々に田透くんに会ったら、なんだか偉く悩んでいたので、そのことを書いてみたいと思います。 悩みというのは、『電波男』が出たことで、彼は念願の署名ライターになれたわけなんですけど、作家としての彼には『電波男』『喪男(モダン)の哲学史』のようなオタク・ルサンチマン評論家としての顔と、『円卓生徒会』『イマジン秘蹟』のようなライトノベル作家の顔がふたつあるわけなんですね。 で、『電波男』が彼の出世作であることは間違いな

  • マンガとアニメーションの間に(2-3): たけくまメモ

    ■京都精華大学特別講義テキスト ●マンガとアニメーションの間に(2-3) 第二回「ウォルト・ディズニーをどうとらえるべきか」(3) ●講師・竹熊健太郎 ●実写的演出 リアリズムは演出にも及んでいる。もっとも顕著な例は作品の序盤、女王の命令で猟師が白雪姫を殺そうとする場面である。美しい風景の中で、姫が小鳥と会話している。その背後から迫る猟師。恐ろしい形相がアップになる。ついでナイフを握る手のアップ。その手がぶるぶると震えて、ナイフが落ちる。猟師の心の葛藤が観客に伝わる見事なモンタージュである。あまりにも純真無垢なヒロインを前にして、彼は殺意を失い、その足下にひざまずく。この演出は極めて実写的で、アニメでは冒険であったが、成功している。 つづく「森の中の逃走」は作品全体でもっとも見事なシーンだ。ただひとり暗い森を逃げる白雪姫。彼女は恐怖でわれを失い、周囲のあらゆるものが怪物に見える。実際、それ

    eal
    eal 2008/06/18
    "ファミリー・ムービーの陰に隠れた「危険な本質」" 京都精華大学特別講義テキスト「実写的演出」
  • マンガとアニメーションの間に(2-2): たけくまメモ

    ■京都精華大学特別講義テキスト ●マンガとアニメーションの間に(2-2) 第二回「ウォルト・ディズニーをどうとらえるべきか」(2) ●講師・竹熊健太郎 ●キャラクターとは何か キャラクターとは字義通りに解釈するなら「人物の性格」の意であるが、アニメーションやマンガの世界でこの言葉が使われる場合、背景から独立して行動する「主体」そのものを指す。この場合の「主体」は人間とは限らない。動物や植物、場合によっては機械や岩石など無機物であっても、意志を持ち活動するのがマンガ・アニメのキャラクターであって、それが描線で表現された被創造物である以上、作品内においては人間と等価の存在である。 もちろん外見が動物や無機物であっても、それが「キャラクター」として認識されるからには、結局それは人間の内面や行動がカリカチュア(戯画)として象徴的に描写された姿にほかならない。その意味ではどのような姿をとろうともそれ

    eal
    eal 2008/06/18
    "ディズニーによる「“虚構”の勝利宣言」" 京都精華大学特別講義テキスト「キャラクターとは何か」
  • オタク第一世代の証言から: たけくまメモ

    昨日のエントリは反響がありました。ありがとうございました。コメント掲示板にもさまざまなご意見や証言が多数寄せられていますが、俺のmixi日記にもオタク第一世代の同業者から貴重な意見が寄せられました。そのうちアニメ評論家のロト(氷川竜介)さんと某大手出版編集者のボタQさんの証言を、人の了承が出ましたので転載したいと思います。 ●氷川竜介(ロト)さんの証言(アニメ評論家) 《 70年代中盤~末、80年代初頭の話を聞かれていると思うので、自分なりの体験を。 基的にオタクの源流になったのは1974年の「宇宙戦艦ヤマト」TV放送、1977年の劇場公開です。74年時にはヤマトの視聴率が悪いと知った年明け以後、高校で友だちとつるんで「みんなでヤマトを見よう!」的な紙を貼ったりしました。まあ、奇異な目で見られていたと思いますが、校風が幸いしてそれでいじめられるということはなかったと思います。 つまりそ

    eal
    eal 2008/01/28
  • オタクはいつから差別されていたのか?: たけくまメモ

    以前から疑問に思っていたのですが、最近それが再び話題になり、みなさんに聞きたいこともあってエントリしてみます。 それは「オタク当に差別されていたのか?」「差別されていたなら、それはいつ頃からか?」という疑問であります。 こないだの月曜日にやったロフトのイベントで、会場の参加者から壇上の我々に向かって質問がありました。どういう発言だったかディティールを忘れましたが、オタク差別に関する内容でした。どなたか補足してくだされば幸甚です。 それを受けて東浩紀君が 「確かにオタクは差別されていた。それは認めよう。でもオタク差別といっても、女性差別や人種差別のような差別とは違う。よくオタク遺伝子というものがあって、世界のどこへ行ってもオタクはすぐにわかるという議論があるけど、当にそんな遺伝子なんてあるのか」 というような発言をしたんですよ(※記憶で書いてます。間違いがあれば訂正します)。 「オタク

  • クリプトン伊藤社長の「態度」: たけくまメモ

    またぞろ「初音ミク」界隈が騒がしくなってますね。この前もグーグル検索で初音ミク画像がいきなり表示されなくなったり、ウィキペディアの初音ミクの項目での著作権侵害疑惑で、ややこしい騒動が起きたりしたばかりですが、今度はニコニコ動画に絡んだ問題ですよ。 騒動は今月頭からみたいですけど、騒ぎが大きくなったのは昨日みたい。俺はこの件ではネット見てなかったので今日気がつきましたよ。とっくに2ちゃんねるのニュース速報+などではスレッドが乱立して祭り状態になってます。出遅れてすいません。 とりあえずわかっているのは、クリプトンの社長と「ニコニコ動画」を運営しているニワンゴの親会社であるドワンゴが、「契約した・しない」「オリジナル曲作者に使用許可をもらうのはどちらだ」「ドワンゴは、勝手に初音ミクをJASRACにアーティスト登録するな」みたいなことで揉めているということです。 この事件、論点が多岐にわたって結