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2007年1月17日のブックマーク (3件)

  • 巷に雨の降る如く - 花房観音  「歌餓鬼抄」

    巷に雨の降る如く 我が心にも涙降る かくも心に滲みいる この悲しみは何ならん P・ヴェルレーヌ 「雨」という映画がある。あるいは「雨の欲情」。原作はサマセット・モーム。舞台は雨季の太平洋の島。そこにやってきたジョーン・クロフォード(マレーネ・ディートリッヒいわく、ギョロ眼の醜い女。そういうディートリッヒは、三島由紀夫に西洋版おかめ呼ばわりされてるが)演じる娼婦、それに群がる男達、それを非難する敬虔な牧師夫婦。しかし牧師は神の名において、性の快楽に溺れる享楽的な男達と娼婦を更正させようとする。一度は更正して神の御子となったかのような娼婦。しかし、降り続く雨と、祭祀的な太鼓の音の中、最後には、牧師も娼婦の誘惑に陥落され、己の性欲に負けた絶望で海に身を投げ命を絶つ。 私には血の繋がった兄や姉はいない。しかし、兄のような人が一人いた。19歳の時に出会った三つ上のその人は、私に仕事を教えてくれた人で

    巷に雨の降る如く - 花房観音  「歌餓鬼抄」
    eborat
    eborat 2007/01/17
    哀しくも美しい文章。
  • 大根仁のページ : YOU TUBE - ライブドアブログ

    eborat
    eborat 2007/01/17
    この1つ前の消されちゃったエントリが良かったのになあ。
  • 不登校の女子中学生がファンタジー小説を出版したというニュースは文芸社の宣伝になってしまっているのが問題だ - ARTIFACT@はてブロ

    不登校の女子中学生、ファンタジー小説を出版-話題!ニュース:イザ! 西東京市の市立中学3年、城美波(ほんじょうみなみ)さん(15)が13歳のときに執筆した格ファンタジー小説が昨年10月に出版され、地元書店で好評を博している。巧みなキャラクターづくりと手に汗握るストーリー展開を出版社側も高く評価。城さんは中学1年から不登校状態だが、母親の祥子さんは「娘と同じ境遇にいる子供たちの励みになってくれれば」と話している。(山雄史) という記事が話題になり、痛いニュースで取り上げられていた。 痛いニュース(ノ∀`):不登校の女子中生、ファンタジー小説を“自費出版” 魔法世界にさらわれた主人公の恋と冒険のストーリー それに対して、 魔王14歳の幸福な電波 - 中二病を見下すな - 暗黒エネルギー こういう反応があったが、この記事の問題点は、こんな中二病の話を書籍にするのが痛い、ではない。新聞社が

    不登校の女子中学生がファンタジー小説を出版したというニュースは文芸社の宣伝になってしまっているのが問題だ - ARTIFACT@はてブロ
    eborat
    eborat 2007/01/17
    同じような境遇の親が、この記事を見たら、子供のために…といって文芸社に行く可能性は大だ。>こわいなあ。