千葉県鴨川市は、同市を舞台にしたテレビアニメ「輪廻(りんね)のラグランジェ」が2012年1月から放映されるのに合わせ、地元商工会などと同アニメを支援する推進委員会を設立、先行上映会を開催するなど市を挙げた町おこしを始めた。放映前から自治体がこうした取り組みをするのは初めてといい、モデルとなった風景をファンが訪れる「聖地巡礼」で観光客増を狙う。 同アニメは鴨川市の女子高校生がロボットに乗って、宇宙から来た敵と戦うストーリーで、市側は「まず地元がアニメのことを知らないといけない」と周知活動を11月から展開した。同アニメを特集した地元向けのフリーペーパー2万部を配布したほか、市広報誌などでも紹介。アニメと市を象徴するロゴデザインを募集し、最優秀賞には声優として出演できる特典を付けた。12月23日に開催した第1話の先行上映会には地元住民ら約500人が集まったという。 同様の町おこしでは、人気ア
2012年は辰(たつ)年。国会議員の年男年女は、民主党の枝野幸男経済産業相や玄葉光一郎外相、自民党の麻生太郎元首相ら70人を数える。衆院解散も取り沙汰される中、それぞれ政界の「昇り龍」を目指し、飛躍を誓っている。 枝野、玄葉両氏はともに1964年生まれで48歳になる。枝野氏は所管のエネルギー政策や円高対策などの重要性に触れた上で、「来年は攻めの姿勢で、皆さんに明るい見通しが立つ状況をつくるよう努力したい」と抱負を述べた。 玄葉氏は、地元の福島県が東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で大きな被害を受け、「価値観、人生観が変わった」と振り返り、「復旧・復興にも責任を持ちつつ、結果重視の外交を展開したい」と語った。 麻生氏と自民党の古賀誠元幹事長は40年生まれ。麻生氏は武者小路実篤の言葉を引き合いに「『龍と成れ、雲おのずと来たる』の精神で、来年は政権奪回を目指す」と意気盛んだ。古賀氏は「
長崎県西海市で女性2人が刺殺された事件で、母と妻を殺害された山下誠さん(58)が27日、文書で現在の心境を報道機関に寄せた。筒井郷太容疑者(27)による三女への暴力を、警察に相談していたにもかかわらず事件が起きたことについて、「今の法律は一般市民の生命を守ってくれない。私たち家族がストーカーの身柄を拘束できるよう法律を変えてください」と訴えた。 文書によると、筒井容疑者は10月下旬に「三女には近づかない」と約束した後も、三女の友人や同僚らに「三女の居場所を教えなければ殺す」と脅迫メールを送っていたという。12月に入って千葉県警習志野署へ相談したが、「(被害届の提出は)1週間待ってほしい」「(容疑者を)逮捕できない」と言われたため、同容疑者の両親に対しても「身柄を拘束してほしい」と依頼した。被害届は14日受理されたが、16日に事件が発生した。 【関連記事】 現場の警察官、不起訴処分=
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