台風15号による千葉県の大規模な停電で、東京電力は24日夜、ホームページで停電戸数がゼロになったと発表しましたが、大規模な倒木などで復旧作業が困難なため、25日午後1時の時点で120戸余りで停電が続いているとしています。また、これとは別に、高圧線の工事が完了しても低圧線や住宅への引き込み線が損傷するなどして、およそ600戸で停電が続いているということです。 東京電力が24日夜、ホームページで千葉県内の停電戸数がゼロになったと公表した一方で、一部の地域では今も停電している住宅があり、住民は一刻も早い復旧を待ち望んでいます。 鋸南町の山間部にある市井原地区では複数の電柱が倒れたままの状態となっていて、一部の住宅で今も停電が続いています。 立川元紀さん(75)は神奈川県横須賀市にも家があり、ふだんは2つの家を1週間おきに行き来して暮らしてきました。 台風15号が通過した日はちょうど鋸南町の家にい