リリースするシングル、アルバムが軒並み順調な売上を見せているジャニーズ事務所。タレント自身の人気もさることながら、カップリング曲やジャケットデザインを微妙に変えて複数枚売り出すことで、売上枚数を増やしているのは周知の通り。 たとえばKAT-TUNのデビューシングル「Real Face」では、各メンバーがそれぞれセンターに位置するジャケット違いの初回限定盤6種+通常版をリリースし、累計売上枚数104万枚を計上。同年、関ジャニ∞もメンバー7人のイメージカラーのミサンガを特典にした7種類のシングル「関風ファイティング」をリリースしている。全種類集めたくなるファン心理を利用したなりふり構わぬ商法に、苦笑する関係者も多かったという。 そんなジャニーズ事務所だが、ファン心理を巧みに利用した商法はコンサートや舞台などのチケット販売でも発揮されている。 「10月から、トニセンがひとりずつ主演を務める舞台が