弘前の日本庭園で捕獲されたアメリカザリガニが、東京で人気を呼んでいる。都内の県産品販売店に送り、来店者にプレゼントするサービスが始まって、今年で15年目。今月もまた、庭の池を荒らす「厄介者」が、店頭で注目を浴びる「人気者」に生まれ変わった。 県産品販売店で引く手あまた 「プレゼント中 弘前市の日本庭園で育ったザリガニ」。東京都中央区にある県産品販売店「青森県特産品センター」の入り口には、そんな紙が時々貼り出される。 発泡スチロール内の赤黒いザ…
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埼玉県警生活安全企画課は24日までに、無許可の禁止漁具を使用してザリガニ漁を行ったとする県漁業調整規則違反(禁止漁具の使用)容疑で同県川島町のペット卸売会社「アドプラン」社長・藤原健治容疑者(60)を逮捕した。同社は2002年から10年間の違法ザリガニ漁によって、累計約1億円を売り上げていた。 1匹100円を積み重ねて1億円。乱獲し続けたザリガニは、10年間で計100万匹に達していた計算になる。 埼玉県警生活安全企画課によると、藤原容疑者の逮捕容疑は今月5日、県が使用を禁止している網(網目の大きさが5ミリ以下)約20個を使い、嵐山町の沼でアメリカザリガニ約170匹、スジエビ数匹を漁獲した疑い。違法ザリガニ漁が摘発されるのは全国的にも極めて異例だ。 藤原容疑者は2002年から東松山市、嵐山町、滑川町、鳩山町、小川町など県内中央部の沼地に出向き、違法漁を繰り返していた。沼の3、4か所に「
ザリガニが自ら歩きだすとき、ある種の「意志」を持って行動していることを示す神経活動が起きることを北海道大の加賀谷勝史学術研究員(行動生理学)が解析した。動作の原理を明らかにしていくことで「将来は自分の意志で想定外の事態に対応できるロボットへの応用もできるかもしれない」と期待している。 米誌サイエンスに4月までに発表した論文などによると、ザリガニが“自発的”に歩きだす場合、1~2秒前から頭部にある約3ミリ四方の脳から胸部に向かう神経細胞の中で「運動準備電位」という信号が出ていることが分かった。 加賀谷さんは、ザリガニも人間と同様、神経細胞同士の情報伝達をするシナプスでつながったネットワークがあり、自発的な活動を促しているとみている。「動物の多様な行動メカニズムをさらに解明していきたい」と話している。
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