人工的な高架道路から差し込む暖かな光の筋が幻想的な印象を与える写真は、今泉 純さんの作品だ。立ち並ぶのは首都高速6号向島線の橋脚で、浅草から東京スカイツリーに向かう途中、隅田川にかかる言問橋の上から撮影したという。 「東京再発見」と題して隅田川界隈の名所を移動しながら撮り歩いたある日、雨が多く降ったあとスカイツリーに向かう途中で急に晴れ間が出たそう。雨上がりで霞がかったところに強い夕陽が差し込む光景をiPhone 6で撮影したところ、光線が鮮やかに表現できた。犬と並んで歩く中央の人物も好ましいアクセントとなり、「あの日、あの時間、あの場所でしか撮れなかった写真」(今泉さん)に仕上がったという。 今回選ばれた今泉 純さんの写真。冷たさを感じさせる人工物が立ち並ぶ空間に暖かな光が差し込む様子を見事に切り取っている。この写真が公開されたあと、中央に写っている人からインスタグラムを通じて連絡をもら
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