小池百合子都知事の“カイロ大卒”という学歴について、詐称疑惑が都知事選を前に話題になっている。JBpressも疑惑を追及する記事をこれまで掲載してきた。そんな中、駐日エジプト大使館が6月9日、フェイスブックを通じて、小池知事が「卒業したことを証明する」とするカイロ大学の声明を発表した。だが、カイロ大学OB(1995年中退)のジャーナリスト、浅川芳裕氏は、日本の常識でその声明を真に受けてはいけないと釘をさす。カイロ大学とは一体どんな大学なのか? 今回の声明の裏側に透けて見える小池氏のエジプト人脈の危険性とは。浅川氏に語ってもらった。(鶴岡 弘之:JBpress) カイロ大の権力を掌握しているのは? ──今回のカイロ大学の「小池百合子氏がカイロ大学を卒業したことを証明する」という声明を浅川さんはどうとらえていますか。声明は信用に値するものでしょうか。 浅川芳裕氏(以下、浅川) 学歴なんだから、
日本郵政グループは、かんぽ生命の保険の不適切な販売問題をきっかけに収入が減ったおよそ120人の社員が新型コロナウイルス対策の持続化給付金を申請していたと明らかにしました。制度の趣旨に反する申請だとして陳謝するとともに、社員に申請の取り下げなどを求めています。 会社によりますと、これらの社員はかんぽ生命の保険の不適切な販売問題がきっかけで収入が減ったにもかかわらず、新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込んだとして、個人事業主などの場合、最大100万円を受け取れる持続化給付金を申請していました。 保険の販売を担当する社員は給与とは別に、営業成績に応じた手当を事業所得として受け取っていて、この部分の減少を理由に申請したということです。 これについて日本郵政グループは、制度の趣旨に反する申請だとして申請の取り下げや、すでに給付金を受け取った場合の国への返還を求めています。 これに対して、日本郵
ダイヤモンドSCOOP 企業・産業系のスクープでは定評ある週刊ダイヤモンド、ダイヤモンド・オンラインがお届けするスクープです。記事の鮮度重視!旬のテーマ、人を取り上げていきます。 バックナンバー一覧 「こんぴらさん」の呼び名と参道の785段(奥社まで1368段)もの石段で有名な、香川県の金刀比羅宮が、全国8万社の神社を包括する宗教法人、神社本庁の傘下からの離脱を決めたことが12日、ダイヤモンド編集部の取材で分かった。背景には、不祥事や疑惑が続出する神社本庁への反発がある。(ダイヤモンド編集部 宮原啓彰) 全国約600社の総本宮が離脱の衝撃 「明治神宮(東京都)が2004年、神社本庁を離脱(10年に復帰)したとき以来の衝撃だ」と、神社本庁関係者は嘆く。 それもそのはず。金刀比羅宮は全国各地におよそ600社ある金刀比羅神社(琴平神社、事比羅神社、金比羅神社)の総本宮。海上安全の守り神として江戸
みやはら・ひろあき/産経新聞社東京社会部を経て、2010年よりダイヤモンド編集部記者。主な担当特集は「使える哲学」「神社・仏教大騒乱」「新宗教の寿命」「創価学会」「最強の中高一貫校」「家族の介護」「GDPRの脅威」など。ダイヤモンド・オンラインで「瓦解する神社」を連載(不定期)。 瓦解する神社 全国8万社の神社を管理・指導する「神社本庁」が揺れている。一部の幹部たちによる世俗的な“悪事”が取り沙汰され、組織内部はもちろん、傘下神社などからも反発の声が上がっているのだ。世間では安倍政権と密接な関係にある「神道政治連盟」との距離感も囁かれる。神社の権力中枢で何が起きているのか。事態の推移次第では神社界が瓦解しかねない。 バックナンバー一覧 先月、安倍政権を支える政治団体「神道政治連盟」の大幹部でもある神社界の大物の訃報が飛び込んできた。表向きは病死とされるその死を巡り、神社界では今、さまざまな
山本太郎の都知事出馬の件は、本人が「五分五分」と言ったり、枝野幸男が小沢一郎に宇都宮健児支援を促したところ、産経は小沢が態度を明確にしなかったと書き、読売は小沢が枝野と合意したと書いたり、菅直人が宇都宮氏を「日本のサンダース」と絶賛したり*1とか、ギャグ漫画的な状況と化してきた。そんな話はどうでも良い、某新選組の本部職員解雇の件はどうなったんだと私なんかは思うのだが、この件はみんなもう忘れてしまったかのようだ。さすがは括弧付きの「リベラル」だと思う今日この頃。 来週になるとその都知事選や、通常国会は延長されないだろうから出てくるであろう河井夫妻の件などで騒がしくなるだろうから、今日は暇ネタでお茶を濁す。 少し前に、「黒瀬深」というネトウヨのTwitterアカウントと「Dr.ナイフ」という「リベラル」のTwitterアカウントが、なぜか同じ日に凍結され、前々から妙に中が良いとされてきたこの「
2人目の逮捕 親が在宅勤務する自宅で被害6月12日、ベビーシッターマッチングアプリの大手キッズラインの登録シッターである荒井健容疑者が強制わいせつ容疑で逮捕されたことがわかった。 5月3日、キッズライン登録シッター橋本晃典容疑者による預かり中の男児へのわいせつ事件がAERAdot.ではじめて社名付きで報じられ、それを受けて運営からのお知らせで再発防止策は既に打った旨を報告。しかし、その間に2人目の逮捕者、荒井容疑者によるAさん宅での被害が起こった。 これについて私はBusiness Insider「【独自】キッズライン、別のシッターによる性被害の証言。突然の男性活動停止の背景に」で逮捕前に疑惑の第一報を書いているが、今回Xこと荒井容疑者の逮捕により、これまで書けなかった詳細をレポートする。 驚くべきことに、荒井容疑者はAさんが在宅勤務をしている自宅の隣室でも長女への犯行に及んでいた。201
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