スマートフォン/タブレットの低価格化が進んでいる。例えば2011年に米アマゾン・ドット・コムが米国で販売を開始した「Kindle Fire」のように、自社のサービスとタブレットを紐づけることで端末自体の価格を抑えてサービスから利益を得るビジネスモデルが低価格化の背景の一つと説明されるが、実はプロセッサもスマートフォン/タブレットの低価格化に関連している。 パソコンの場合、プロセッサやメモリーが同じなら、どのメーカーでもほぼ同じような価格帯になる。また、同種のプロセッサなら、クロック周波数やコア数による性能の違いはあるもののその価格差はあまり大きくない。 一方スマートフォンやタブレットの場合、前述のようにビジネスの仕組みを利用してハードウエアを安価に提供するという手法もあるが、ハードウエア自体の価格が下がりつつあるのも事実である。 もちろん、中国などの“無名”メーカーが低価格のAndroid
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