Image credit: Pixabay 昨年海外に送金された額は、合計5,750億米ドルというとてつもない数字になった。途上国からの移民労働者が母国に送金することや、企業が海外在住の社員に支払いをすることなどから、大部分は発展途上国宛ての送金となっている。 シンガポールの Instarem はこの分野に変革をもたらそうとしている。銀行が「FX スプレッド」を課すのに対して、同社は送金手数料を低く抑えている。(FX スプレッドとは、銀行間の卸の為替レートと、銀行や国際送金業者が個人に提示するレートの差のこと。) 2015年、手始めにオーストラリアでローンチして以来、Instarem は急成長を遂げている。同社はオーストラリアで送金ライセンスを初めて取得しており、以降、シンガポール、香港、カナダでも取得した。現在、これらの国から50か国への送金に対応している。 昨年3月、同社は Verte