暗号資産(仮想通貨)の取引サービス、NFTマーケットプレイス、デジタル証券(セキュリティトークン)事業……。ブロックチェーンを基盤技術にする事業を全方位的に運営するSBIホールディングスは2022年、傘下のSBIインベストメントを通じて同領域におけるベンチャー企業への投資をさらに拡大させる。 SBIインベストメントで海外投資を統括する仁位朋之氏は、ブロックチェーン領域における5つのエリアに注目しながら、ベンチャー企業への投資を行っていくと、coindesk JAPANの取材で明らかにした。 その5つのエリアとは、1)NFT、2)気候変動に関連するサービスとブロックチェーンの応用、3)メタバース(仮想空間)、4)DeFi(分散型金融)、5)銀行向けのプラットフォームだ。 北米と欧州を中心に機関投資家や既存の金融機関が暗号資産市場への参入を開始し、NFTは世界的なブームを巻き起こすなか、ブロッ