新型コロナの無料検査を行う事業者に交付される県の補助金を、うその申請で不正に受け取っていたとして、金沢市内に無料の検査所を開設していた能美市の会社役員ら2人が、詐欺の疑いで警察に逮捕されました。 警察によりますと2人は、補助金交付の対象になる無料検査所以外の場所で多数の人に検査キットを配り、補助金をだましとっていたとみられるということです。 逮捕されたのは、金沢市の繁華街・片町に新型コロナの無料の検査所を開設していた能美市の会社役員、河上伸之輔容疑者(41)と富山市の会社役員、西昭洋容疑者(46)です。 警察によりますと、2人は去年8月、実際には、別の場所で実施していた新型コロナの抗原検査を、片町の無料検査所で実施したように装ううその申請をして、石川県から約174万円の補助金を不正に受け取ったとして、詐欺の疑いが持たれています。 今回の補助金は、あらかじめ県に登録した場所で検査を実施した場