欧米諸国と中国、ロシアとの間でスパイの〝暴露合戦〟が起きている。米当局がロシアや中国のスパイによるネットワークや、重要インフラへのハッキングに言及したほか、西側の情報機関トップがそろって中国スパイに警告を発した。これに対し、中国側もSNSを通じて西側のハニートラップの手口をバラすなど、情報戦は熾烈(しれつ)を極めている。 ボットネット無力化米司法省は15日、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)が世界各地のネットワーク機器をマルウェア(悪意あるソフト)に感染させて構築した「ボットネット」と呼ばれるハッキングのネットワークを無力化したと発表した。 米国土安全保障省サイバー・インフラ安全局は、中国政府の支援を受けるハッカー組織「ボルト・タイフーン」が、米国各地の通信、エネルギー、運輸や水道など重要インフラに入り込んでいたとの報告書を発表した。 米連邦捜査局(FBI)のレイ長官も、下院の公聴会で「中
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