兵庫県の淡路島で震度6弱を記録した地震について気象庁は、震源地は淡路島付近で震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・0と推定。津波被害はなかった。関西地方の震度6以上の地震は1995年の阪神大震災以降初。 警察庁によると、地震による午前10時25分現在の負傷者は1~95歳の男女22人で、うち7人が重傷。内訳は兵庫県11人、大阪府5人、徳島県2人、福井、岡山の両県で各1人。兵庫県の集約は県内のけが人を14人としており、全体の負傷者数はさらに増える。 淡路島では、洲本市の小学校グラウンドに約40メートルの地割れ。屋根瓦が壊れる被害が数件あり、水道管が破裂。家屋倒壊など大規模被害はないが、沿岸部では液状化現象とみられる被害が出た。香川県小豆島でも中学校体育館の天井から石こうボードが落ちた。