アメリカのロックミュージックに大きな影響を与えたといわれるミュージシャンのルー・リードさんが27日、亡くなりました。 71歳でした。 ニューヨーク出身のルー・リードさんは、1965年に結成されたロックバンド、「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」でボーカルやギタリストとして活躍しました。 その後、ソロとして活動し、1973年のヒット曲「ワイルド・サイドを歩け」など数多くの名作を生み出しました。 生活の拠点を置いていたニューヨークを歌に取り上げることが多かったリードさんは、人間の暗部を描いた歌詞などが特徴で、デヴィッド・ボウイさんやU2などその後の多くのミュージシャンに影響を与え、彼のスタイルをもとにロックのさまざまな形態が派生したと言われています。 そして、1996年には、かつて所属した「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」がアメリカの音楽界に大きな功績を残したとして、「ロックの殿堂入り」