ウクライナの暫定政権は親ロシア派の武装集団の強制排除に乗り出し、占拠されていた東部の軍用空港に特殊部隊を派遣して制圧しました。 暫定政権側は段階的に強制排除を行うとしていることから、複数の町で警察署などの占拠が続くウクライナ東部では一段と緊張が高まっています。 ウクライナのトゥルチノフ大統領代行は15日夜、親ロシア派の武装集団に占拠されていた空港に特殊部隊を派遣して制圧したと発表しました。 特殊部隊が制圧したのはドネツク州北部のクラマトルスク郊外にある軍用空港で、ロシアのリアノーボスチ通信によりますと、双方の間で戦闘になり、武装集団側の4人が死亡し、2人がけがをしたということです。 これに先立ち、トゥルチノフ大統領代行は15日、議会で演説し、ドネツク州北部で親ロシア派の武装集団を強制的に排除する作戦を開始したと発表していました。 ウクライナ東部では、ドネツクやスラビャンスクなど10を超える
![ウクライナ東部で強制排除始まる NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/157a1cd8d07eacc993bcdc88d55c3ecef7b26a60/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20140416%2FK10037725511_1404160523_1404160547_01.jpg)