IBMの「POWER9」プロセッサを搭載したサーバが、システムメーカー10社から発表された。Intelのx86プロセッサに代わるプロセッサとして、売り上げが伸びるとみられている。 x86プロセッサの代替狙う IBMの「POWER9」プロセッサは、Intelのx86プロセッサに代わる製品として売り上げの増加が期待されている。こうした状況の中、システムメーカー10社がPOWER9を搭載したサーバを発表した。これらの企業の動きは、Intelが独占する市場では小さな前進にすぎないかもしれないが、最も収益性の高いセグメントの1つであるデータセンターにおける機械学習(マシンラーニング)のシェア獲得につながると期待される。 IBMの「OpenPOWER」イニシアチブの初期パートナーであるGoogleは、POWER9システムのテストを拡大すると発表した。この取り組みを率いるエンジニアは、「同アーキテクチャ