インターネットイニシアティブ(IIJ)は2016年3月8日、拠点向けルーター機器の遠隔保守サービス「SACM」で利用できるルーター機器の新モデル「SA-W2」(写真)を発表した。3月30日から出荷する。既存モデルのSA-W1と比べて、性能を2倍に高めたほか、いくつかの機能を強化した。マネージドサービスとしてSACMをユーザーに提供する各サービス事業者から提供する。 SACMは、遠隔拠点に設置するルーター機器の遠隔管理サービス。ルーターの設置時に設定情報をインターネットから自動取得する仕組みを備える(関連記事:IIJ、無償のアダプターを通じてVPN機能や無線AP機能を月額課金制で提供)。これにより、システム管理者が現地に出向いて設定ファイルを反映させるといった手間が要らなくなる。設置して運用を開始したルーター機器の遠隔保守も提供する。 VPN接続や無線LANなど、ルーター機器の上で利用したい