Raspberry Pi PicoをWSL(Windows Subsystem for Linux)で使うの続きです。WSL上でRaspberry Pi PicoのJTAGデバッグをやってみました。 接続の概要 Raspberry Pi Picoが2枚ある場合は、1枚をPicoprobeというアプリでJTAG(SWD)デバッグプローブにすることで、もう1枚のRaspberry Pi Pico上のアプリのデバッグに使うことができます。 具体的なやり方は Getting started with Raspberry Pi Pico の Appendix A: Using Picoprobe に載っているのですが、WSLを利用する場合、WSLからはPicoprobeのつながったUSBが見えないため、以下のような接続になります。 OpenOCDはWindowsアプリとして動作させ、USBの先のPi