SLを手放す真岡鐵道では年8000万円の赤字が出ていた 真岡鐡道「再び車両を動かしてくれる事業者を望んでいた」 東武鉄道は「C11」が3機目となる お花見シーズンになり、満開の桜のトンネルを駆け抜けるSL。 鉄道ファンでなくとも人気の風情ある旅に思えるが、そんなSLについてのニュースが飛び込んできた。 栃木県と茨城県を結ぶ「真岡鐵道」が所有するSLを売却し、東武鉄道が落札したというのだ。 その価格はなんと1億2000万円とも言われている。 この記事の画像(4枚) 話題になっている車両は、「真岡鐵道」で約20年間走り続けていた「C11 325」という蒸気機関車。 ちなみに「C11」は駆動輪の数や機関車の形式を表し、「325」は車両ごとに割り振られる番号だという。 真岡鐵道は、「C12」というSLとの2両体制で、土日祝日などの運行日は往復1便を走らせていた。 しかし、平成20年は2,504人だ