栃木県と茨城県を結ぶ「真岡鐵道」で、高額な維持費などを理由に運行の取りやめが決まったSLは、東武鉄道に1億2000万円で譲渡される見通しとなりました。 25日、このSLの入札が行われ、参加したのは東武鉄道1社で、1億2000万円で落札される見通しとなりました。 東武鉄道は、おととし51年ぶりにSLを復活させて栃木県日光市の路線で運行し、去年11月には北海道で保存されていたSLを譲り受け修理を進めています。 東武鉄道は「複数のSLで安定的な運行を目指していきたい」と話しています。 「真岡線SL運行協議会」は「親しまれてきたSLが場所を変えて走り続けてくれると期待しています」と話しています。