9日、宮城県に最も接近し、暴風などをもたらした台風13号の影響で、石巻市内では、養殖のカキが海底に沈むなどの被害が出ています。 このうち県漁業協同組合表浜支所によりますと、石巻市小渕浜の西出当浜では、養殖のカキをつるしたロープが切れ、およそ5トンのカキが海底に沈んでいるのを10日朝、見回りをしていた漁業者が見つけました。 支所では、養殖のカキを来月末に出荷する予定ですが、海底に沈んだカキは回収できず、出荷もできないということです。 県漁協表浜支所の大壁美幸さんは、「あと1か月で出荷するものだったので、大変残念です。残されたカキは、何事もなく無事に出荷されるように取り組んでいきたい」と話していました。 ● 9日県内に最も接近した台風13号の影響で、石巻市ではカキの養殖施設が壊れるなど、水産業を中心に被害額が合わせて730万円あまりにのぼっていることが、県のまとめでわかりました。 県が10日午
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