世界最大のソーシャルネットワーク企業のFacebookがNASDAQでの取引開始に向けて準備を進めていた中、同社に対する集団訴訟が起こされた。 法律事務所のStewarts Law USは米国時間5月18日、Facebookに対する21件のプライバシー訴訟を1件の集団訴訟としてまとめ、Facebookがユーザーのウェブ使用状況を追跡しているとして、同社をプライバシー侵害で提訴したと発表した。 Stewarts Lawは、150億ドルの損害賠償を要求している。この要求額は、通信傍受法に基づいている。今回の件を最初に報じたBloombergによると、Stewarts Lawは、同法が「1日の違反1件につき100ドル以上、最大で1万ドルの法定損害賠償をFacebookのユーザー1人あたりに規定している」と訴状で述べているという。 Stewarts Lawにとって、訴訟のタイミングこそがすべてだ。
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