◇グランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカ 何度か「びっくりした」と17歳らしい笑顔を見せたものの羽生はいたって冷静だった。世界歴代最高を出しても「あまり考えずに、勝負なので、試合が終わるまでコントロールしていきたい」とフリーの演技に目を向けた。 【羽生、小塚、町田……華麗な演技をたくさんの写真で見る】 冒頭の4回転トーループを高く、鋭く回転してスムーズに着氷し、会場をどよめかせた。しかし、羽生は「4回転ジャンプは特別なイメージがあったけど、トップを狙うなら誰もが入れなければならない時代」とさらり。これで勢いが出たかと問われれば「4回転を着氷して、スピンを二つやって『さあ、これから』という感じ」と、当たり前と言わんばかりだった。 今季からSPでも演技後半に跳ぶジャンプは得点が加算されるようになった。羽生は2度のスピンのあと、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と3回転−3
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカが19日、シアトル近郊のケントで開幕し、男子ショートプログラム(SP)で昨季世界選手権銅メダリストの17歳、羽生結弦(宮城・東北高)が世界歴代最高の95・07点をマークし、トップに立った。 小塚崇彦(トヨタ自動車)が85・32点で2位、町田樹(関大)は75・78点で4位につけた。 ペアSPは世界選手権2位のタチアナ・ボロソジャル、マキシム・トランコフ組(ロシア)が65・78点で首位に立った。(共同)小塚崇彦の話「4回転ジャンプを回転不足と判定された。取りこぼしもいっぱいあった。あした(フリー)は精度を高めて、自信を持って思い切ってやりたい」町田樹の話「大きなミスがなく、あした(フリー)につながる演技ができた。滑っていて気持ちが良かった。スピンやステップを正確にできなかったのが残念」
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