母から真央に大きな遺産 幸せ願い自宅隣に新居…フィギュア 表彰式後、スタンドのファンにあいさつする浅田真央(右は村上佳菜子) ◆フィギュアスケート 全日本選手権最終日(25日、大阪なみはやドーム) SP2位の浅田真央(21)=中京大=が合計184・07点をマークし、逆転で2年ぶり5度目の優勝を飾った。クリスマスの夜に9日に亡くなった母・匡子(きょうこ)さん(享年48歳)に金メダルをささげた。 48歳の若さで亡くなった匡子さんは、亡くなる前に名古屋市内の自宅の隣に新居を購入していた。5歳でフィギュアを始めた真央を見守りながら、「これからはスケート以外の経験もたくさんさせてあげたい」と女性としての真央の幸せを願っていた。閑静な住宅街にある新しい家は、匡子さんの愛が詰まった大きな遺産になった。 母の愛は何よりも深かった。1人の女性としての真央の幸せを願う匡子さんは、生前に大きな買い物をしていた。
真央、最愛の母死去 涙の緊急帰国も間に合わず無言の対面 母親の容体急変で、GPファイナルを欠場し帰国した浅田 フィギュアスケート女子の浅田真央(21)=中京大=の母・匡子(きょうこ)さんが9日早朝、名古屋市内の病院で48歳の若さで肝硬変のため死去した。真央は内臓疾患を抱える匡子さんの容体が8日に急変したとの連絡を受け、カナダ・ケベックで開催されるグランプリ(GP)ファイナル(9日開幕)の欠場を決断。佐藤信夫コーチ(69)とともに9日午後に緊急帰国したが、最愛の母は帰らぬ人となった。通夜は11日、告別式は12日で、ともに名古屋市内で近親者のみで行う。 06年1月、真央の中日体育賞授賞式で記念撮影に納まる姉の舞(右)と母親の匡子さん カナダから戻った真央に、悲しすぎる現実が待っていた。真央のマネジメント会社によると、匡子さんは真央の帰宅を待たずに9日早朝、息を引き取っていた。今夏から内臓疾患を
真央思い世界が泣いた コストナー、鈴木も涙…フィギュア GPファイナル フィギュアのGPファイナルの会場に掲げられた浅田真央のバナー(共同) ◆フィギュアスケート GPファイナル第1日(9日、カナダ・ケベック) 浅田真央(21)=中京大=の母・匡子(きょうこ)さん(享年48歳)が9日早朝、肝硬変のため名古屋市内の病院で死去したことを受け、ファイナルは深い悲しみに包まれて開幕した。日本勢はウエアに喪章をつけ、海外勢も哀悼の意を示した。真央が欠場した女子ショートプログラム(SP)は26歳の鈴木明子(邦和スポーツランド)が2位発進。カロリナ・コストナー(イタリア)がトップ。男子SPは17歳の羽生結弦(東北高)が4位、高橋大輔(25)=関大大学院=は5位。首位はパトリック・チャン(カナダ)。 真央を支え続けた最愛の母の悲報は、ファイナルの出場選手たちにも大きな衝撃を与えた。最近まで真央の練習に付き
羽生、村井知事にV報告…フィギュア 村井・宮城県知事(右)にロシア杯の優勝を報告する羽生 フィギュアスケートGPシリーズ第6戦のロシア杯男子シングルで、GP初優勝を果たした羽生結弦(ゆづる、16)=東北高=が1日、宮城県庁を訪れ、村井嘉浩知事(51)を表敬訪問した。 テレビ観戦し、感激の涙を流したと興奮する村井知事に金メダルをかけてあげた羽生は「一番いい結果を宮城県に持って帰れてよかった」と笑顔を見せた。震災で練習場が一時閉鎖になり、各地のアイスショーで腕を磨き、「実戦経験を積めたので、それが心の余裕につながったと思います」と分析した。 グランプリファイナルの初出場も決まり、6日にはカナダに向け出発するなど、多忙を極めている中での表敬訪問。「まだ、時差ボケです。本当にトップの選手相手にどこまで通用するか楽しみです」と夢の舞台での意気込みを語った。
16歳新生・羽生、GP初Vでファイナル初進出…フィギュア フリーの演技を終え、得点に笑顔を見せる羽生結弦(共同) ◆フィギュアスケートGPシリーズ第6戦 ロシア杯最終日(26日、モスクワ) 男子フリーを行い、ショートプログラム2位の羽生結弦(ゆづる、16)=東北高=は、自己最高の合計241・66点でGP初優勝を飾り、GPファイナル初進出を決めた。SP4位のハビエ・フェルナンデス(20)=スペイン=がフリー1位となり、合計241・63点で2位。SP首位のジェレミー・アボット(26)=米国=は合計229・08点で3位となった。 日本男子の新エースが、真央とアベックVを成し遂げた。フリーの158・88点は自己最高を7点以上更新。SPとの合計241・66点も、これまでの自己最高点を13点以上も上回った。2位とはわずか0・03点差。羽生は「優勝も初めてだが、表彰台も初めてで実感がない」と照れくさそう
真央SPトップ、今井は6位…フィギュア 女子ショートプログラムで1位の浅田真央(共同) ◆フィギュアスケートGPシリーズ第6戦 ロシア杯第1日(25日、モスクワ) 女子ショートプログラム(SP)を行い、浅田真央(21)=中京大=が64・29点でトップに立った。18歳の今井遥(日本橋女学館高)は55・20点で6位だった。 浅田はトリプルアクセル(3回転半)を回避、ダブルアクセル(2回転半)で確実に演技、ほぼ完璧な内容を見せた。今大会は2位以内に入れば、3季ぶりにシリーズ上位6選手によるGPファイナル(12月・カナダ)進出が決まる。 アリョーナ・レオノワ(21)=ロシア=が63・91点で2位につけ、アデリナ・ソトニコワ(15)=ロシア=が57・79点で3位。 男子SPにはGPファイナル進出を狙う16歳の羽生結弦(東北高)が登場する。 浅田真央「SPはミスが許されないと思ったので緊張したが、まず
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