フィギュアスケート女子の安藤美姫(トヨタ自動車)が4日、中日新聞のインタビューに応じ、今後の活動などについて語った。1日に行われたジャパンオープンでは本来の演技ができず、今季は今のところほかの試合に出る予定がない。昨季の世界選手権では2度目の優勝を果たし、選手としては最も充実した時期で、スケート人生の岐路に立ついまの思いを聞いた。 -試合を休むきっかけになったのは。 本当はバンクーバー五輪の後にオフを取りたかったのが「東京の世界選手権は大事な大会」とニコライ(モロゾフコーチ)に言われて。出るからには新しい挑戦をと、フリーで後半に5つのジャンプを跳ぶプログラムをつくった。本当に全力で挑戦をし続けた。それを踏まえれば今季中途半端な気持ちではできないし、ほかの選手にも失礼だと思う。 -試合に出ない間にやりたいことは。 ショーでは新しいことに挑戦したいし、例えば子どもたちにスケート本来の楽しさを教