日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか、竹中 平蔵、池田信夫、土居丈朗、鈴木亘 経済学者の討論を本にしたものです。小泉政権のブレインとして多大な貢献をした竹中平蔵氏、日本の社会保障費の問題に鋭く切り込む鈴木亘氏、財政の話をいつもわかりやすく書いている土居丈朗氏、それにインターネットの世界ではお馴染みの池田信夫氏です。 良質な経済番組を見ているようで、面白い対談本でした。しかし僕はこれらの著者の本を結構たくさん読んでいるので、そういう点では新鮮味はなかったです。世間の人は経済学者は基本的な問題に関してぜんぜん意見が一致していないと思っているようですが、それは大きな間違いです。確かに景気刺激なのか財政規律なのか、量的緩和をさらに進めるべきかあるいはやめるべきか、増税はどのタイミングで実施するべきか、などの点で経済学者同士の意見が食い違うことはよくあります。現状をどう見るか
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