Blogを支えるテクノロジーそのものはとてもシンプルなものだ。Blogとは何なのか? その解はテクノロジーを知ることで見えてくるはずだ。この特集は、全3回で根底の技術を解説していく。 Blogをひとことで言えば、日記や備忘録などと広く捉えられている。RSSやトラックバック、pingなど、Blogから広がりを見せた根底となるテクノロジーが多いのも特徴だ。これらのテクノロジーは、最近ではBlogサービス以外に商用サイトでも幅広く採用され始めている。 この特集連載「Blogを支えるテクノロジー」は、Blogで使われている技術がどのような仕組みなのかを解説し、どのような手法で実装(表現)ができるのか? そして、サイト上で具体的にどのような活用手段があるのかまでを解説していく。各回の記事後半では、技術的な内容となるが、日ごろMovable TypeなどサーバサイドBlogツールを使用しているユーザー
ブログ情報伝達を加速するトラックバック、ping:dev blog/CMS:ブログを支えるテクノロジー(1/5 ページ) ブログの仕組みの中で、比較的理解しづらいと誰もが言うトラックバックやping。何気なく使うこの仕組みを理解すると、ブログアクセサリーや投稿画面の意味が理解でき、トラックバックスパム対策などにも活かせる。第1回はRSSについて。 ブログ新着情報はpingで広報する ブログの世界には、投稿の更新情報を受け取ってリンク集を自動生成してくれる「pingサーバ」が提供されている。 自らのブログを更新したら、有名どころのpingサーバに更新情報を送信する。すると、そのpingサーバのコンテンツ(いわゆるブログへのリンク集)に新着情報として登録されるようになる。これによって、pingサーバのコンテンツを見たユーザーが、自分のブログに訪れてくれることが期待できるのだ。 またブログでは、
●企業が経営戦略を考える上で、ITは今や必要不可欠なものとなっている。その一方で、IT社会における様々な課題も叫ばれ始めている。特にデジタル情報の流通量は加速度的に増大しており、処理し切れない量に達しているともいえる。例えば、昼夜を問わずやり取りされる電子メールの処理に追われ、疲弊してしまっているビジネスパーソンも多いのではないだろうか。 ●それに対して、脳科学者であり、ソニーコンピュータサイエンス研究所のシニアリサーチャーである茂木健一郎氏は、「ITの成長のシナリオは我々の脳の情報容量が無限であることを前提としたものであるが、実際には脳が受け取り消化できる情報には限界がある」と提言する。 ●現在のIT社会の課題を克服し、真に豊かなIT社会を築き上げていくにはどうしたらよいか。そのためには経営者やCIO(情報統括責任者)はどういったことに考慮してITマネジメントを行い、経営戦略に結び付
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