はてなは6月15日、同社のサーバが消費する電力と同等の電力を風力で発電してもらう契約を、7月1日付けで結ぶと発表した。「はてなは風で動くインターネットサービスになる」としている。 日本自然エネルギーと契約して「グリーン電力証書」を取得。同社サーバ250台の消費電力量と同じ年間30万キロワット時を、風力で発電してもらう。 グリーン電力証書は、風力や地熱など自然エネルギーによる発電を推進するため、発電にかかるコストを企業などが負担する仕組み。発電した電力は、発電地周辺の電力会社に売却される。証書を購入した企業が自然エネルギーを直接利用できるわけではないが、会社周辺に風力発電施設がないはてなのような企業でも、風力発電の推進に貢献できる。 同社の近藤淳也社長は「大規模なWebサイトの運営には日々膨大な電力が必要となり、そのために地球環境を犠牲にしてしまっている事も事実。『ネットサービスで人々の生活